大阪府市職員:維新集会メール 「不適切だった」府・市局長陳謝
毎日新聞 2013年05月25日 大阪朝刊
大阪府・市の共同部署「大都市局」の男性職員(44)が、日本維新の会の参院選立候補予定者の政治資金パーティーの案内を、同局の全職員約100人にメールで送信していた問題で、山口信彦局長は24日、「不適切だった。監督者として申し訳ない」と陳謝した。
山口局長は毎日新聞の取材に、「(メールは)極めて誤解を生む不適切な表現だ。関係者にだけ送ればいいのに、全員に送ったことが余計な誤解を生んでいる」と話した。一方で、「大阪府の秘書課からもらった情報をそのまま流しただけだから、維新の政治活動をやったのではないという意思は信じている」と話した。
市によると、職員は、維新幹事長の松井一郎知事の日程を知らせる目的だったと釈明。しかし、メールには知事の参加に関する記述はなかった。
一方、維新市議団は24日、十分な調査や指導を求める申し入れ書を橋下徹市長宛てに提出した。【村上尊一、茶谷亮】