大阪維新の会:都内の決起大会、出席わずか40人

毎日新聞 2013年05月26日 大阪朝刊

 大阪維新の会は25日、東京都議選(6月23日投開票)の候補者らを支援する「サポーター決起大会」を都内で開いた。会場に200席以上を用意したが、出席したサポーターは約40人どまり。候補者や維新幹部からは、従軍慰安婦を巡る橋下徹・日本維新の会共同代表の発言についての釈明が目立った。

 大阪維新は国政・地方選挙の候補者を支援するサポーターを、昨年開講した「維新政治塾」の元塾生らを中心に全国で約1100人募集。今回、首都圏のサポーターによる決起大会を初めて開き、都議選15人と参院選2人の計17人の候補者が出席した。

 松井一郎幹事長は「(都議選や参院選は)逆風で厳しい状況だ。橋下氏ほど人権を大事にする人はおらず、女性を軽視した意味合いの発言ではない」と述べ、あいさつの大半を釈明に割いた。【熊谷豪】

最新写真特集