大学時代に借りた奨学金が返せず苦しむ人が増えている。返済できない人は10年前の2倍の33万人にのぼる。長期的に返せず訴訟沙汰になるケースも相次ぐ。大きな理由は厳しい経済状況だ。大卒者の就職率は低迷を続け、安定した収入を得られず返済に行き詰るのだ。
現在、全国の大学生の約半分が奨学金を借りているという。その一方で卒業後に返済に追われる先輩を見て不安を覚えたり、借りることをためらって進学自体をあきらめる学生が増えている。
3月(2013年)には返済している当事者、学生、弁護士による相談窓口もできた。貧困に苦しむ人々に教育の手助けをしてきた奨学金制度の実態を通して、深刻化する若者の貧困と教育支援の在り方を考える。
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