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【伊藤喜之】東日本大震災からの復興の象徴として、チリ・イースター島から寄贈された新たなモアイ像が25日、宮城県南三陸町の仮設商店街「南三陸さんさん商店街」に設置された。高さ約3メートルの像の目には白サンゴと黒曜石でできた瞳がはめ込まれた。モアイの本来の姿という。
瞳をはめ込む儀式は、イースター島で像を造った石工が町を訪れて執り行った。佐藤仁町長は「モアイは後世に震災の記憶を伝承する象徴。多くの善意が詰まったこの像を、町民みんなで大切にしていきたい」と述べた。
1960年のチリ地震の津波被害を受けた南三陸町には友好と防災の象徴としてモアイ像が置かれていたが、震災の津波で壊れた。昨年3月、来町したチリのピニェラ大統領が新たな像の寄贈を約束していた。
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朝日新聞社会部