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北陸新幹線 大阪までフル規格整備求め決議 【2013/05/21 17:47】 

 北陸新幹線の大阪までのフル規格での整備にむけ、沿線自治体の関係者が一堂に会した建設促進大会が東京で開かれ、整備促進への十分な財源確保を求める決議を採択しました。

 東京で開かれた大会には、北陸新幹線沿線の各自治体をはじめ、国会議員や経済団体、JRなど関係者およそ270人が参加しました。

 大会では、冒頭、建設促進同盟会の会長をつとめる石井知事が、「関西広域連合では米原ルートを優位とする決定がなされたが、沿線地域の意見も聞いて大阪までの早期全線整備にむけ一致団結していきたい」と挨拶しました。

 また、沿線自治体からの要請では長野県や石川県から大阪までのフル規格での早期整備や開業にともなって経営が分離される並行在来線の経営支援を求める意見が出されました。

 大会では、最後に、北陸新幹線の整備促進と並行在来線の支援や地元負担軽減にむけ、十分な財源確保を求める決議を満場一致で採択しました。