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【大リーグ】

イチロー、途中出場も2打数無安打 グランダーソンのけがに「つらい」

2013年5月26日 紙面から

◇ヤンキース9−4レイズ

 【セントピーターズバーグ穐村賢】また故障者…。イチロー外野手(39)は24日、敵地でのレイズ戦で左手小指を骨折したグランダーソンに代わって5回の右翼守備から途中出場。2打数無安打に終わった。

 さすがに想定外だった。5回、グランダーソンが死球を受けて負傷交代。「(グランダーソンは)大丈夫そうな感じだったので、(途中交代は)ないなと思ってた。そしたら呼びに来た」とイチロー。2試合ぶりに先発を外れていたが、突然の打席で一ゴロ、遊直と結果を残せなかった。

 春季キャンプから相次ぐ故障者。グランダーソンも2月のオープン戦で右腕を骨折し、今月14日に復帰したばかりだった。再び同僚が悲劇に襲われ、イチローも「(このけが人の数は)ないですよ。断トツでしょ。歴史的にあるんですか?」とあっけにとられた。

 グランダーソンの全治は最低4週間。ジラルディ監督も「不運としか言えない」とうつろな表情だが、残った者で戦うしかない。イチローも最近は出番が減っていたが、同僚の離脱は出場機会の増加も意味する。「(グランダーソンは)取り乱さずに淡々としている。だからなおさらつらい」。チームにとってもイチローにとってもここが正念場。戦場を離れる者の思いをくみ取り、戦い抜く。

 

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