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東電に慰謝料増額請求 福島・浪江町民ADR申し立てへ 福島第1原発事故で、東京電力に慰謝料の増額を求める意向を固めた福島県浪江町の住民約1万人は、29日に政府の原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介手続き(ADR)を申し立てる。馬場有町長が25日、東京都内で記者会見した。
 町の弁護団によると、現在1人当たり月10万円の慰謝料を35万円に増額するよう求める。請求の対象期間は原発事故があった2011年3月から町全域の空間放射線量が下がるまで。
 馬場町長は「家族や地域が分断され、町民が受けた精神的苦痛を考慮してほしい」と話した。
 2013年05月26日日曜日 |  |