微小粒子状物質(PM2・5)の大気中濃度に関し、益城町役場の測定局で23日の日平均値が国の暫定指針値70マイクログラムを超えたことが24日、分かった。暫定指針値超えは22日に続き2日連続。
かすむ八代市街地。右奥はJR新八代駅=24日午前9時45分すぎ、八代市の東部山麓歴史自然公園から撮影(横井誠)
23日は荒尾市役所で午前6時に県の判断基準85マイクログラムを上回る97マイクログラムを記録し、県が注意喚起。その後も県内全域で濃度は高止まりし、益城町の日平均は73・3マイクログラムに達した。4測定局で県の判断基準を超えた22日にも、最終的に7測定局で暫定指針値を超えた。
暫定指針値は「健康影響が出現する可能性が高くなる濃度水準」で、環境省は屋外での長時間の激しい運動や外出を減らし、屋内でも換気や窓の開閉を必要最小限にするよう勧めている。
一方、24日は八代市役所で午前6時に90マイクログラムを超え、県は3日連続で5回目の注意喚起を出した。(福井一基)
5月25日開幕の高校総体サッカー県大会を速報!現地から得点経過をお伝えします。 [「がんばれロアッソ熊本!」詳細] |
「くまにちコム」に掲載の記事、写真等の無断転載は禁じます。著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun