自分のブログの原点に戻ろうと思います。
当初のブログの内容は
私が18歳から現在に至るまで
趣味で集めたポストカードの紹介でした。
なので日常も含めて
本当に自分がやりたかったブログに
していこうと思います。
私の過去ブログから
読んでくださっているブロ友さん・・
前に見たポストカードもあると思うけど
ご理解いただくようお願い致します。
でも前に投稿した
ポストカードからでは面白くないので
まだ紹介したことの無いカードから出していきます^^
まず自己紹介がてら
私が一番大好きで尊敬している画家の名前は
グスタフ・クリムトです。
19世紀末絵画で有名なだけでなく
私の中では女性を描かせたらNo1であり
官能を描いてもNo1の画家だと
自分の中ではそう思っています。
※日本では松本零士先生
クリムトの代表作はTheKiss「接吻」ですが
これは以前やっていたブログで
一度、紹介しているので
今回はこちら↓
グスタフ・クリムト/ユーデットⅡ」
初めに弁解しておきますと
私はデザイン専門学校の出なので
美大のように美術史を専門に
勉強はしてきませんでした。
そして学芸員でもありません。
そこを分かって頂いたうえで
サラリと流してくださいませ。
私がこの絵を初めて見たのは
1990年、日本で開催された
「ウィーン世紀末展」でした。
お目当ての作品はもちろん
あの「接吻」でした。
この話は後日に持ち越すとして
このユーデットⅡに何故
心を惹かれたのかといいますと
私の好きなもう一人の19世紀末の
挿絵画家であるビアズリーの絵と
同じように思えたからです。
ビアズリーとは
「サロメ」という歌劇の挿絵を描いた画家です。
なんとなく・・いえ
同じように感じませんか?
サロメ/舞姫の褒美より 画/ビアズリー
違いがあるとすれば
ビアズリーは脚本に忠実に
挿絵を描いているので
ヨカナーンの首を
処刑人に落とさせてから
皿の上に首を乗せている・・
※ヨカナーンとは物語に出てくる
預言者の男性の名前です。
その一方で
クリムトが描いた絵の方は
自分でヨカナーンを
殺してきて自らの手に持っている・・という感じ。
専門家ではないので個人的な意見を書いて
ネットで批判はされたくないので
これ以上は書くのを遠慮させていただきます。
とにかくクリムトはビアズリーの
この絵をモチーフにしたのかな
と思いながらミュージアムSHOPで
私はポストカードを購入したのでした。
1990年に買ったなんて凄いね☆