原子力規制庁は25日、茨城県東海村の日本原子力研究開発機構の加速器施設で23日に放射性物質が管理区域の外に漏洩したと発表した。規制庁などによると、少なくとも研究者4人が内部被曝(ひばく)した可能性があり、最大被曝量は1.7ミリシーベルトという。100ミリシーベルト以上が健康への影響があるとされる。漏洩はすでに停止しており、敷地外への影響はない。
規制庁によると、事故があったのは、原子力科学研究所にある原子核素粒子実験施設。金の標的に陽子ビームを照射し素粒子を発生させる実験中に、装置の誤作動により高温になって、放射化した金が蒸発して漏れた。
建屋内の汚染は最大40ベクレル。施設は停止しており、放射性物質がさらに放出される可能性はないとしている。
茨城県によると、施設内には一時、約30人の作業員がいたが、4人が内部被曝したとみられる。検査後、自宅に帰ったという。〔共同〕
原子力規制庁、施設
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