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gojiai nikki

2010-10-24 乙武さんの講演に行ってきた!

・行ってきたですよ!安城まで!(しかも、今日の昼に「あれ?…今日じゃん!」と気づいてあわてて出発)

乙武さん、お話がまぁ、上手でですね!もう、感心。もう、一緒に飲みに行きたい。

・一応、こんな話をしてたという覚え書き。

子供がヒゲを剃ってくれる。ちなみに、子供が電動シェーバーを持った状態で乙武さんが首を上下に振る。メガネも持ってきてくれるけど、基本、レンズに指紋つき。

学校先生時代の話。子供たち同士で乙武さんの牛乳のキャップを開ける開けないで一悶着あったり、「オレが開ける」「いや、オレが〜」という。ちなみに、イントネーションは「オレ」の「レ」。小学生低学年における、「オレ」のイントネーションが全国共通の不思議さ。「先生の手は秋になると、どうなるの?」と言われ、自分の手に季節感を問われたのは初めてだ!と思いつつ、「別に、実がなったりはしないよ」と回答。「先生は靴のサイズいくつ?」「靴、履かないからなー」「あ、そっかー」という会話をして、障害ということを相手が気にしていないことがうれしかったり(ちなみに、友人から「乙武、ゴルフやってる?」と言われたりする「いや、出来ないし!」「あー、そうだった」とか、そういうトークがよくある)。あと、子供たちがすすんでトイレの介助をしたり(ぎゅうぎゅう詰めのトイレで生徒2人とハイタッチとかしたりしたそうだ)、お風呂の介助を出来るようなるため、家で乙武さんと同じ体重の姉を持ち上げる練習をしたりする子供たちの話は泣ける。

・あと、破天荒な乙武先生の話。花見をしながら学級会をして、他のクラスの先生に注意されたり。運動会リレーで全部1位だったら、丸坊主になる約束をして、クラスが燃える(足を早くするためには、股関節が大事らしい!ということで、朝と帰りの会でマタ割りの訓練をして、他の先生から「相撲部屋」と揶揄されたり)、残念ながら、全部1位にはならなかったけど、「みんなががんばったから、先生は坊主になります!」「いつ、坊主になるの〜?明日?」とか言う生徒たちに向かって、バリカンを見せて、その場で断髪式!とか…。で、そういう先生を他の先生はあんまりいい風に思っていなくて、という話。

・とりあえず、一番印象的だったのは、「乙ホン」の話。「ブッチホン」の乙武バージョンね。「逆上がりが出来ないけど、ずっと練習してました」「引っ込み思案なのに、役員に立候補しました」とか、結果ではなく、過程のがんばりを親に電話するということを毎日していた(しかも、これは他の先生はあんまりいい風に思っていなかった)。その理由が、通知表にはどうしても結果しか書けないから、「逆上がりの練習をがんばっていたけど、結局出来なかった」とか、「がんばって立候補したのに他の人に決まった」とか書いても何の意味もない、その過程を褒めてやることが大事という話。そうやって、自己肯定力をつけていかないと、子供はダメになる!とのこと。子供に完璧を求める親が多すぎるとのこと。「私と小鳥と鈴と」の詩がすばらしいのは、出来ないことを知っているという、ところ。

・あと、最後の質疑応答にちゃっかり質問させてもらいました。旦那にけしかけて(汗)。と、いうか、その質問っていうのが、「うちの子は、左手がヒジより先がないのですが、三太夫を見て、『かわいそう』と言われることがあります。そんな相手に一発で理解してもらうような『切り替えし』はありますか?」という、もう、ずっと前から、たまたま散歩してたらじじいやばばあに、「まぁ、かわいそう〜」とか言われて、「いや、別にかわいそうじゃないですよー」と言っても、「こんな手で〜まぁ、かわいそうに…(延々続く)」ということがちょいちょいあるんですよ。それを回答できるのは乙武さんしかいない!とか思って。

・で、乙武回答がこれ!「かわいそう」と言ってきた相手と今後どう接するかで、対応が異なる。たまたま道で会ったような、もう二度と会うか会わないかみたいなような人に対しては、言われても「あー、そうですかー」で返す。今後、付き合っていくことがある人に対しては「別に、私たちは『かわいそう』って思ってませんから」と返す。

・もう、目からウロコだよ!あたしは、一発で黙らせるような殺し文句ばかり考えてたから、相手によって使い分けるなんて、思いつきもしなかった!あと、乙武さんがまぁ、ホントいい人でさぁ!「こんな1000人ぐらい人がいるのに、質問がある人〜って言われてピョンピョン跳ねながら手をあげて、トップバッターで質問して、しかも、自分の子どもが片手がないってことを言うなんて、親が子供の障害を受け入れている証拠!」とか言ってくれて、まぁ、すげぇうれしかったわけですよ!あと、今後、三太夫にとって大事なのは、「自己肯定力」だそうです(別に三太夫に限ったことじゃないけど、すべての子供たちに)。

・その後、講演終わりで、「うちの子も、左手の指が3本ないのー」と、話しかけてくれる方もいて、しかも、同じ市内で、かつ、家が近所でびっくりしたり(汗)。お子さんは現在、高校生でフツーの子なんだけど、いろいろなタイプの子に気配りが出来る、周りからの信頼が厚い子に育ったとのこと。あぁ、励みになります。

・いやー、ホントいい経験出来たー。もう、この本買います。

だいじょうぶ3組

だいじょうぶ3組

にゃんこにゃんこ 2010/10/25 21:25 ままま、まじで〜?!講演あったーん(TдT)
行きたかったな。。。
内容は玉ねぎ頭のおばさまの部屋で話してたコトと同じ感じだけど
テレビ用とは違う話し方やろな〜(笑)
gojiちゃんのコト、家族とかに話してるかもねー(´∀`*)
他人への伝え方…いちお、私も人によって使い分けてますよっ♪

gojiai@hotmail.co.jpgojiai@hotmail.co.jp 2010/10/25 22:12 うわーすいません!
お誘いすればよかったですねっ(汗)
徹子部屋は見てないから分かりませんけど、
相当くだけた感じで話してらっしゃいました。
他人への伝え方はホントにためになりました。
ツイッターでもわざわざコメントくれたりして、
乙武さん、ホント、いい人で…(惚)
また、愛知県に来てくれるといいなぁ…。