RSIの見方・使い方
RSIは、直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標です。
直近n期間の各時点における終値ベースの変動幅、つまり、上昇幅の累計と下落幅の累計を合計し、そのうち上昇幅の累計が全体の何%を占めているのかを計る指標です。
RSIは、50%を中心として0〜100%の範囲で推移し、上昇局面に入ると数値が50%以上で推移し、下降局面に入ると数値が50%以下で推移します。
通常、RSIが70%(80%)以上であれば相場は買われすぎ、逆にRSIが30%(20%)以下であれば相場は売られ過ぎであると判断されます。
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(株)ストック・データバンク
RSIの期間は、日足では9日から52日程度、週足でも9週から13週程度で使用されることが一般的です。
個々の銘柄を見れば、振れ幅の違い、上昇、下降の速度の違いを映した反転の目安があるはずです。
わずかな誤差を読み取るには、指標に使用する計算期間を常に同じに設定して、その期間での反転ポイントを把握した方が、期間を変えて使うよりも確率は高くなると思われます。
→RSIの見方
→RSIの注意点
→RSI上級編: ダイバージェンス法則
→RSIの作成方法
→RSIの使用日数
◆RSIの見方・使い方
RSIは短期から中期的なタイミングをとらえるのに広く使われ、次の点において効果的です。
- 短期的には14日を使うことが多く、75%以上は買われすぎ、30%以下は売られすぎとみます。
- 14日線は8ヶ月〜10ヶ月の上昇サイクルの押し目に有効で30%以下は買いになります。
- 上昇サイクルでは14日線が80%過ぎると、目先反落が近づいています。
- 株価が出来高を伴って上昇を続ける場合80%を過ぎても、株価の上昇は続くケースがあります。
- 株価が上昇中に42日・52日線が70%以上になると、目先高値に近づいています。
- 42日・52日線が70%以下から下降すると、株価はしばらく調整に向かいます。
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◆RSIの注意点
RSIは逆張り用のテクニカル指標として最も有効な指標の1つですが、比較的うまく機能するのは保ちあい、あるいは穏やかなトレンド相場だけです。
非常に強力なトレンドにおいては、買われすぎに見える局面で売ってもその後さらに相場は上昇、売られ過ぎに見える局面で買ってもその後さらに相場は下落することがあります。
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◆RSI上級編: ダイバージェンス法則
高値圏、安値圏で、株価が以前の高値(安値)水準よりも上昇(下降)しているにもかかわらず、RSIの水準は以前の高値(安値)をつけた時の水準よりも下(上)に位置している現象のことです。
RSIが底を打つ時(時点Bとする)、その水準が前回つけたRSIの底(時点Aとする)の水準よりも高いにもかかわらず、時点Bの株価が時点Aの株価よりも安ければその後大きく反発する可能性が高いとされます。
また、RSIが天井をつける時(時点Dとする)、その水準が前回つけたRSIの天井(時点Cとする)の水準よりも低いにもかかわらず、時点Dの株価が時点Cの株価よりも高ければその後大きく反落する可能性が高いとされます。

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◆ RSIの作成方法(計算式)
14日間のRSI
◆ RSIの使用日数
日足 9日 14日 22日 30日 42日 52日
週足 9週 13週
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