【モスクワ=関根和弘】ロシア極東・カムチャツカ半島沖のオホーツク海で24日午後5時44分(日本時間午後2時44分)、地震があった。ロシア科学アカデミーによると、マグニチュード7・7で、極東地方では一時津波警報が出されたが、間もなく解除された。けが人や家屋の倒壊などの報告はないという。一方、米地質調査所はマグニチュードを8・3としている。
地震はカムチャツカ半島から約120キロ西の沖合で発生。震源の深さは約600キロ。半島の中心都市ペトロパブロフスク・カムチャツキーでは震度4、5程度の揺れが観測されたという。
約7千キロ離れたモスクワなどでも揺れが観測され、老朽化した高層アパート2棟から住民約850人が路上に避難したという。
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朝日新聞国際報道部