NHK東海のニュース 名古屋放送局
処理施設で1万円札の断片発見
三重県四日市市の廃棄物の処理施設で、細かく裁断された1万円札が約1kg分見つかり、警察は発見されたときの状況などを詳しく調べています。
警察によりますと、23日午前8時半ごろ、四日市市にある民間の産業廃棄物の処理施設で、作業員が廃棄物の中に、1万円札の断片があるのを見つけました。
施設側によりますと、見つかったのは、破砕機を使って細かく砕いた廃棄物を一時的に保管しておくスペースで、ほかにもないかを調べたところ、3cm~5cm四方に裁断された1万円札の断片が大量にあったことから、24日午前に警察に届け出たということです。警察によりますと見つかった断片は約1kgになるということです。この処理施設は愛知・岐阜・三重の東海3県の事業所から1日に約30トンの廃棄物を受け入れているということで、警察は見つかった1万円札がどのくらいの金額になるかを確認するとともに、発見されたときの状況などを詳しく調べています。
産業廃棄物処理施設の上杉圭司社長は「廃棄物の中から大量の1万円札の切れ端が出てきたので驚いている。廃棄物と一緒に裁断された可能性が高い」と話しています。
05月25日 09時13分