中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

48歳カンセコ、独立リーグで復帰 強姦疑惑の中…1安打をマーク

2013年5月25日 紙面から

 新旧強打者の周辺が騒がしい。元MVP外野手ホセ・カンセコ(48)=元アスレチックスなど=が23日(日本時間24日)、強姦(ごうかん)容疑が持ち上がる中、テキサス州での独立リーグで“現役復帰”した。3打数1安打でデビュー戦を飾ったが、“元祖お騒がせ男”のトラブルに米メディアも殺到している。メジャーの現役でもエンゼルスのアルバート・プホルス一塁手(33)に限界説が浮上する一方、タイガースのミゲル・カブレラ三塁手(30)は4試合連続本塁打と絶好調。一世を風靡(ふうび)したスラッガーたちの明暗。グラウンド内外で、まだまだ耳目を集めそうだ。

 “元祖お騒がせ男”は、いろんな意味で健在だ。カンセコは独立リーグのフォートワースで3番DHとして先発。「1年以上も握ってないよ」というバットを振って1安打をマークした。「プレーする理由? クレージーだからさ。俺がクレージーだって知らなかったのか? 野球にラブラブなんだ」。メジャーでのプレーは01年が最後だが、以降もたびたび独立リーグでプレー。元気すぎる48歳は豪快に笑った。

 身辺は相変わらずかまびすしい。22日は強姦(ごうかん)疑惑が報じられ、自身の代理人からコメントしないよう忠告されたが、「俺は話すぜ。女をレイプする必要なんてない。うそ発見器でも検査してもらう予定だ。女に薬物を飲ませてレイプしただなんて、ほとんど笑い話だよ」と、疑惑を完全否定。元恋人のレイラ・ナイトさんも「あの女は“うそつきの売春婦”よ」とカンセコを擁護した。

 米複数メディアによれば、フィットネス・インストラクターの女性の訴えを受け、ラスベガス市警が強姦容疑で捜査中。これに激怒したカンセコは、自身のツイッターで女性の写真、名前、住所、職場などを次々にさらし、50万人以上いるフォロワーに対して「あの女をうそ発見器にかけろ」と、けしかけた。

 そういえば、2005年に大リーグの薬物汚染を訴える暴露本を出版したときも、多くの選手の実名をさらしたカンセコ。今回も自ら騒動を大きくしている。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ