2011-09-30 (金)
■[phone] IS01にAndroid 2.2をインストールする
yuntan氏が配布しているAndroid 2.2のパッケージ(CM4IS01)のインストールと、アンインストールしてオールリセット出来る状態に戻すための手順を自分用にメモ。
オールリセット(任意)
購入直後の状態(工場出荷時設定)に戻す。
- メインメニュー⇒設定⇒リセット⇒オールリセット⇒はい⇒ロックNo.(初期値は1234)を入力してOK⇒携帯電話をリセット⇒すべて消去
- 4分間ほど待つ(途中、「auICカード(UIM)エラー」が出たら「OK」)
- タッチパネル補正の画面になったら終了
au ICカードを使用しない(任意)
au ICカードが無くても問題なく起動できるし、Wi-Fi通信もできる。ただし、毎回Googleアカウントへのログインが必要になるのと、タイムゾーンが日本でなくなるので、TimeZone ChangerなどでAsia/Tokyoにする必要があるのと、携帯電話の基地局を使った自動時刻補正ができなくなるので、root化してからClockSyncなどでインターネット経由の自動時刻補正を行うことになる。
- 終話キーを長押し⇒電源を切る⇒OK
- au ICカードを抜いてから、終話キーを押して電源を入れる
- auICカード(UIM)エラーが出るのでOK
- メインメニュー⇒設定⇒システム⇒日時設定⇒自動時刻補正のチェックをはずして日付設定と時刻設定で現在日時を設定⇒終話キー
パケットを使用しない(任意)
Wi-Fi通信を使い、auのパケット通信を使わないようにする。
- メインメニュー⇒設定⇒通信⇒モバイルネットワーク設定⇒データ通信のチェックをはずす⇒OK⇒戻るキー
- Wi-Fi設定⇒Wi-Fi利用にチェックを入れて、Wi-Fiネットワークから適当なアクセスポイントに接続⇒終話キー
自動アップデートしない
root権限が取得できないバージョンに自動アップデートされるのを防ぐ。
Googleアカウントのセットアップ
マーケットを使うにはGoogleアカウントが必要になるのでセットアップする。
※Googleアカウントが無い場合はログインではなく新規作成で行う。
TimeZone Changerのインストール(任意)
au ICカードが無いと、タイムゾーンが日本でなくなるので、これを設定するためのアプリをインストールする。
- メインメニュー⇒マーケット(初回のみAndroidマーケット利用規約が出るので同意する)
- MENUキー⇒検索⇒TimeZone Changerと入力してENTERキー⇒ES ファイルエクスプローラー⇒インストール⇒OK
- インストールが終わったら終話キー
ClockSyncのインストール(任意)
インターネット経由で自動時刻補正ができるアプリをインストールする。root権限を取得しないと時刻補正機能は使えないので注意。
ES ファイルエクスプローラーのインストール
zipファイルの解凍や、apkファイルのインストールを行うことが出来るアプリをインストールする。
Qucik Bootのインストール(任意)
CM4IS01を簡単に起動するために、リカバリー領域から起動できるアプリをインストールする。
Superuserのダウンロード
IS01 rooterに必要なSuperuserをインストールする。2011/09/30現在、マーケットに登録されているバージョン3.0はIS01 rooter Version 0.02で上手く動作しないので使わない。
- メインメニュー⇒設定⇒アプリケーション⇒提供元不明のアプリにチェックを入れる⇒OK⇒終話キー
- ブラウザ(地球アイコン)⇒MENUキー⇒URL入力⇒http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=682828を入力してENTERキー
- su-2.3.6.1-cd-signed.zipを選択し、ダウンロードが終わったら終話キー
Superuserのインストール
Superuserのzipファイルに含まれるapkファイルをES ファイルエクスプローラーを使ってインストールする。
IS01 rooterのインストール
IS01でroot権限を取得するのに必要となるアプリをインストールする。ベースバンドバージョンが01.00.09(BB09)より新しい場合は他の手順が必要となる。
- メインメニュー⇒設定⇒システム⇒端末情報⇒ベースバンドバージョンとビルド番号が01.00.09であることを確認⇒終話キー
- ブラウザ(地球アイコン)⇒MENUキー⇒URL入力⇒http://mobilehackerz.jp/contents/Software/Android/IS01rootを入力してENTERキー
- au IS01 rooter アプリ本体(IS01root_002.apk)を選択⇒ダウンロードが終わったらIS01root_002.apkを選択⇒インストール⇒完了⇒終話キー
IS01 rooterによるroot権限の取得
- メインメニュー⇒設定⇒アプリケーション⇒開発⇒USBデバッグにチェックを入れる⇒OK⇒終話キー
- メインメニュー⇒IS01 rooter⇒Step1:root権限を獲得する⇒開始⇒開始
- メインメニュー⇒IS01 rooter⇒Step2:suコマンドをインストールする⇒開始⇒OK
- 終話キーを長押し⇒電源を切る⇒OK⇒電源が切れたら終話キーを長押しして電源を入れる(途中、auICカード(UIM)エラーが出たらOK)
- メインメニュー⇒IS01 rooter⇒Step3:pathの通る位置へインストールする
- Superuser リクエストが出るので許可(素早く行わないと消える、消えた場合は上の行からやり直し)
※次回からは電源投入後に最後から2行目のみを実行すれば良い。
ConnectBotのインストール
コマンドを入力するためにターミナルエミュレータのConnectBot IS01対応版をインストールする。
- ブラウザ(地球アイコン)⇒MENUキー⇒URL入力⇒http://d.hatena.ne.jp/mk18/21000101を入力してENTERキー
- connectbotを選択⇒ダウンロードが終わったらkruton-connectbot-6176a90.apkを選択⇒インストール⇒完了⇒終話キー
ClockSyncの設定(任意)
root権限が取得できていたら自動的にインターネット経由での時刻補正が出来るのでClockSyncを設定する。
- メインメニュー⇒ClockSync⇒What's newが表示されるのでClose(初回のみ)
- MENUキー⇒Settings⇒NTP Server⇒ntp.jst.mfeed.ad.jpに書き換えてOK
- EnableとOnly on Wi-Fiにチェックを入れて戻るキー
- MENUキー⇒Synchronize⇒Superuser リクエストが出るので許可(初回のみ)
- Time synchronized!と出たら終話キーで終了
システムのバックアップ
microSDカードにmtd2.binの名前でリカバリー領域の内容をバックアップする。
- メインメニュー⇒ConnectBot⇒同意します⇒次へ⇒次へ⇒次へ(同意します以降は初回のみ)
- ssh▼⇒local、ニックネームに適当な名前を入力してENTERキーを押す(次回以降は入力した名前を選択)
- 文字が見づらい場合はMENU⇒サイズ強制⇒適当な大きさにリサイズ(71×17あたりが適当)※この後、何か文字を入力するまで大きさは変わらない
- 「su」と入力してENTERキー
- Superuser リクエストが出るので許可
- 「dd if=/dev/mtd/mtd2 of=/sdcard/mtd2.bin」と入力してENTERキー(10秒ほど待つ)
- 「exit」と入力してENTERキー
- 「exit」と入力してENTERキー
- ホスト切断されました.と出るのでYes
- 終話キーで終了
※完全なバックアップを取得するには、最初のexitの前に以下のコマンドも入力する(YYYYMMDD_HHMMの箇所には現在日時に置き換えて入力する)
dd if=/dev/mtd/mtd0 of=/sdcard/mtd0.bin dd if=/dev/mtd/mtd3 of=/sdcard/mtd3.bin dd if=/dev/mtd/mtd4 of=/sdcatd/mtd4.bin tar -jcf /sdcard/system.tar.bz2 -C /system --exclude ./logphy_mapping.bin . tar -jcf /sdcard/sqlite_journals-YYYYMMDD_HHMM.tar.bz2 -C /sqlite_journals . tar -jcf /sdcard/data-YYYYMMDD_HHMM.tar.bz2 -C /data .
CM4IS01のダウンロード
yuntan氏のブログ「気まぐれLinux」よりCM4IS01のkernel(ブートイメージ)とsystem(systemイメージ)をダウンロードする。
- ブラウザ(地球アイコン)⇒MENUキー⇒URL入力⇒http://tylg-linux.blogspot.com/2011/09/unstablecm4is01.htmlを入力してENTERキー
- http://ubuntuone.com/2FsdEPfrkNCMu5eYMHWbxAを長押し⇒リンクを保存⇒ダウンロードが終わったら戻るキー
- http://dl.dropbox.com/u/8990231/system-0905.tarを選択⇒ダウンロードが終わったら終話キー
以上でmicroSDカードのdownloadフォルダに、2FsdEPfrkNCMu5eYMHWbxA.binの名前でkernelが、system-0905.tarの名前でsystemがダウンロードされる。
CM4IS01のインストール
/dataにcm4is01フォルダを作って、そこに移動し、systemイメージを解凍。名前をsystemに変えて、dataフォルダとcacheフォルダを作成、リカバリー領域にブートイメージを書き込むといった手順でインストールする。
- メインメニュー⇒ConnectBot⇒前回入力した名前を選択
- 「su」と入力してENTERキー
- 「mkdir /data/cm4is01」と入力してENTERキー
- 「cd /data/cm4is01」と入力してENTERキー
- 「tar xf /sdcard/download/system-0905.tar」と入力してENTERキー(2分ほど待つ)
- 「mv system-0905 system」と入力してENTERキー
- 「chown root.root /data/cm4is01/system/xbin/*」と入力してENTERキー
- 「mkdir data cache」と入力してENTERキー
- 「flash_image recovery_wr /sdcard/download/2FsdEPfrkNCMu5eYMHWbxA.bin」と入力してENTERキー(10秒ほど待つ)
- 「exit」と入力してENTERキー
- 「exit」と入力してENTERキー
- ホスト切断されました.と出るのでYes
- 終話キーで終了
この状態でオールリセットをしない限りは、電源を切っても入れても電池を抜いても何も変わらずIS01標準のAndroid 1.6が通常通り起動する。
CM4IS01の起動
IS01標準のAndroid 1.6からCM4IS01(Android 2.2)を起動する。
- メインメニュー⇒IS01 rooter⇒Step3:pathの通る位置へインストールする(一時的にsuを無効にするが出たら戻るキー)
- Qucik Boot⇒Override⇒Recovery(初回のみ、Superuser リクエストが出るので許可)
- 1分間ほど待つ(初回のみ5分間ほど待つ)
- Complete action usingが出たらSetup Wizardを選択(初回のみ)
※画面が左へ90度回転していたら、IS01を一旦右に90度回転させた後に元の状態に戻す。画面が消えたらMENUキーを押す。ロック画面が表示されたらMENUキーを押す。
CM4IS01の日本語化と初回設定
初期状態は英語表示なので、日本語に切り替えて、タイムゾーンも日本に設定、最後にCM4IS01の初回設定を行って再起動する。
- MENUキー⇒Settings⇒Language & keyboard⇒Select language⇒日本語⇒戻るキー
- 日付と時刻⇒自動のチェックをはずす⇒タイムゾーンの選択⇒日本標準時(東京)⇒戻るキー長押し
- ランチャーアイコン(画面右中央の田マーク)⇒Terminal Emulator
- 「su」と入力してENTERキー
- Superuser リクエストが出るので許可
- 「fix_permissions」と入力してENTERキー(メッセージの出力が止まるまで待つ)
- 「reboot recovery」と入力してENTERキー
- 1分間ほど待つとロック画面になるのでMENUキー
Googleマップが落ちる場合の対処(任意)
マップのハードウェアGPU 3Dアクセラレータを無効にすることで対処できる模様。
IS01標準のAndroid 1.6の起動
電源を切った状態からの場合は常にAndroid 1.6が起動するが、CM4IS01が起動している状態からAndroid 1.6を起動させるには再起動で再起動を指定する。
CM4IS01の再起動
CM4IS01が起動した状態で電源を切る
- 終話キーを長押し⇒電源を切る
CM4IS01のアンインストール
リカバリー領域をバックアップ(microSDカードのmtd2.binファイル)から元に戻して、/dataのcm4is01フォルダを削除することでアンインストールできる。
- 1504 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=is01 2.2&source=web&cd=4&ved=0CFcQFjAD&url=http://d.hatena.ne.jp/nyanonon/20110930/p2&ctbs=qdr:m&ei=dMuiTub8CuzLmAX0qcShCQ&usg=AFQjCNF4FSoEPrCYvKMPNMWAT9PbQvLUaA&sig2=TOrn6rZa8T0h_2L2UFjmSA
- 1210 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CCYQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/nyanonon/20110930/p2&ei=yOAhT-CFNKOpiAfVu-HmBA&usg=AFQjCNF4FSoEPrCYvKMPNMWAT9PbQvLUaA&sig2=lg8a_BHsXMI_O3DcpNliPA
- 639 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=is01+2.2&source=web&cd=7&ved=0CEgQFjAG&url=http://d.hatena.ne.jp/nyanonon/20110930/p2&ei=mxrGTqakMqHSmAX-1IkV&usg=AFQjCNF4FSoEPrCYvKMPNMWAT9PbQvLUaA
- 452 https://www.google.co.jp/
- 300 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=1&ved=0CCYQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/nyanonon/20110930/p2&ei=BsIrT_rpKfCamQXZyeXqDw&usg=AFQjCNF4FSoEPrCYvKMPNMWAT9PbQvLUaA&sig2=IfGfpOSWwA2TG6mtylpzfg
- 226 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=2&ved=0CCsQFjAB&url=http://d.hatena.ne.jp/nyanonon/20110930/p2&ei=jvsfT969CO2iiAe20YjWDQ&usg=AFQjCNF4FSoEPrCYvKMPNMWAT9PbQvLUaA&sig2=EcRBTzwAFl0csVC0WvNy0g
- 151 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&cts=1331248783245&ved=0CDsQFjAC&url=http://d.hatena.ne.jp/nyanonon/20110930/p2&ei=Mz5ZT4-KKeuNiAeQp6DFDQ&usg=AFQjCNF4FSoEPrCYvKMPNMWAT9PbQvLUaA&sig2=fnSPq64_45J5X2E55YZNsQ
- 137 http://transitive.info/2011/11/12/cyanogenmod-is01/
- 132 http://kage3dajaru.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/is01android22-6.html
- 129 http://search.yahoo.co.jp/search?p=is01+2.2&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=