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キートン砂糖さんが書き込んだレビュー
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地域密着が成功の鍵! 日本一のチームをつくる
地域密着が成功の鍵! 日本一のチームをつくる
藤井 純一著
エディション: 単行本(ソフトカバー)
価格: ¥ 1,575

1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 男の引き際, 2012/11/23
セレッソ大阪、日本ハムファイターズというサッカーと野球の経営をした人の話。
門外漢ながら経営を成功させたということは、すべて同じようなものなのだろう。

セレッソ、日ハムともにはじめは経営状態が悪く、組織を立てなおしていったのは素晴らしい。
様々なアイデアを実行し、また小さく失敗もさせながら部下を成長させていく。

チームもただ勝つだけが目的じゃない。勝負師然とした監督はいらない。
ファンサービスが最も大事。楽しんでもらうことが大事なんだと。

あと日ハムの躍進も筆者が社長時代に作った日本版マネーボールとも言うべきデータベースが作られていたことを知り、感心しました。
すごい先見の明がありますね。

読み終わって一番感じたのが、引き際の美しさ。
経営を立てなおしたら、もうやるべきことがないと、サッと退いてしまう。
凡人ならその立場にしがみつこうとするものだと思うけれど。
本当に仕事が出来る有能な人というのはこういう人のことなんだろうな。

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書 (新潮文庫)
新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書 (新潮文庫)
西寺 郷太著
エディション: 文庫
価格: ¥ 746

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ラブ・マイケル, 2012/11/11
全編に漂う「ラブ・マイケル・ジャクソン」
西寺郷太さん、マイケル好きすぎ。

ひねくれたサブカルだった自分はマイケルは奇人変人程度にしか考えておらず、
死んでからマイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]を見て、その凄みを感じたしょうもない人間です。

読んでいて感じたのが人間が商品であるショービジネスの厳しさ。
全国デビューと言って良いモータウンとの契約も、まあ無知な素人には見抜けないよなあと。
どれだけレコードを出しても、契約しちゃってるからいいように利益を吸い上げられてしまう。
少し前韓流スターが給料が安いと話題になっていたが、まあそうなんだろう。

グループは身内といっても能力差による嫉妬、確執も出てくる。
またマイケルが抜けるということは主役が抜けた劇団と一緒で成り立たなくなる。
贅沢を覚えた家族にとってはそれだけは避けたい事態だっただろうし、グループを抜けるということは家族から離れるという決意でもあるわけで。

あと、権利関係ですか。
ビートルズの印税なんかもマイケルが持っていたというのはおぼろげながら知っていたがそういうことだったのか。
あれだけ大ヒットを飛ばし、巨額のカネを稼いだ小室哲哉の落ちぶれっぷりを見ると、ハイエナのような群がってきた海千山千の人間たちにいいようにタカられたんだなとわかる。
あとアバウト・ア・ボーイ 【ベスト・ライブラリー 1500円:ラブ・ストリー&青春映画特集】 [DVD]でも父親のヒット曲の権利で無責任に面白おかしく暮らしている男が主人公でしたね。権利を持っていれば不労所得がずっと入ってくる。

マイケルも巨額の金を稼いでしまったがために、いろいろな人間を引き寄せしまい、どんどん孤独になっていくのがわかる。
また芸能ゴシップも書くネタがなければ、「とりあえずマイケル」というような、いじり放題の完全にネタキャラになってしまった不幸。

誰もが一度は真似したムーンウォーク。どれだけ難しいかはやってみればわかるもの。まったくできない。
ダンスも野球やサッカーと同じスポーツであるならば、年齢とともにパフォーマンスはどうしても低下してくるわけで、かつて動けていたのにそれができなくなる。
最後のライブも50回を予定したというが、耐えられなかったのでは。
マイケル・ジャクソンというブランドを維持し続けるのも困難であったであろうし、関係するスタッフの生活も支えなければいけないというプレッシャーなども考えると、
最悪ではあったが、死によって突然終わらせるしかなかったんじゃないかとも思える。

子供の頃からずっと働いていて、やっと休めたんじゃないかな。

ユニクロ帝国の光と影
ユニクロ帝国の光と影
横田 増生著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,500

4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 世襲かよ!, 2012/11/11
レビュー対象商品: ユニクロ帝国の光と影 (単行本)
いつの間にか洋服が全部ユニクロ製になっている自分。
柳井さんがかいてる本も結構読んでいます。

地方の商店街にあった一洋品店をここまでデカくしたという手腕は本当に凄まじい。
父親がその筋の人で、それを越えるためにもユニクロを拡大させ続けなければいけなかったのか。
学生時代はおとなしくて目立たない人間だった、ということは自分も似てるからわかるけど、
スクールカーストではかなり下の方で、もうすでに同級生を十分すぎるほど「見返した」と思うんだけどなあ。
金を貸してくれなかった銀行にもリベンジできたはず。

不細工、背が低いなどのコンプレックスがモチベーションになってるとはいってもどこまで勝たなければならないのか。
朝から晩までコンビニ弁当を食べながら働いて、豪邸を買ってもあまり意味が無いんじゃないかと思ってしまう。

人間の体はひとつしかないのだからそんなに洋服はいらないわけで、街中にはユニクロの店舗がありすぎる。
正直もう限界を過ぎてるのでは。ビックロなんかは、うーん・・・。

自分には安定成長を選択した玉塚が正解に思えるし、怒鳴りあうヒリヒリとした関係も結構いいコンビだったんじゃないかな。
息子には後を継がせない!と言っていたのに、最近世襲が発表されました。所詮はあて馬だったのか。
読んでいて、自分もそれしかないだろうなあと思っていたので全然驚きはなく、本人もかなり優秀なのでいいのでは。
ロード・トゥ・パーディションじゃないけど、これは創業者の業なんだろうなあ。

もちろん建築関係の本業があったからこそだろうが、内向的で気弱な青年だった息子に生前贈与のつもりだったのか、
最悪潰れてもいいと思ったのか、ポンと実印を渡し、経営をさせ、必死に試行錯誤をしているのにもかかわらず、
多分色々言いたいことはあっただろうが決して口出しをしなかった父親がちょっとええ話。

また嫁との馴れ初めを照れながら語る柳井さんも少しかわいい。

柳井商店の今後を興味深く見続けたいです。

CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか
CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか
谷村 智康著
エディション: 単行本

5つ星のうち 5.0 内部の人間からすれば「ここまで書くか!」という内容, 2012/11/5
我々がメディアで目にするものは全部広告じゃないのか・・・
今風に言えば「ステマ!」の一言で終わってしまう。

テレビの視聴者はターゲットとしてセグメント分けされて、広告主に売られている。
我々の時間や目はテレビ局にとっては商品なんですね。

新聞、出版、あらゆることが全部コントロールされた情報であり、「広告」である。
新聞記者も人間だから楽して仕事を終わらせたいわけで、記者クラブに懐柔されちゃうのもよく分かる。

読んでいて一番唸った記述は、明石家さんまがさんまのまんまでタバコを吸ってる意図でした。
「いくらヘビースモーカーとは言え番組中なのにだらしないな。収録中くらい我慢しろよ」と思っていたのですが、あれも広告だったんですね。

落語を主題にしたドラマで、主演のジャニーズのタレント二人が、ドラマの最終から、エンディングまでスパスパ喫煙していて、
「けしからんなあ。あんなにアイドルによる喫煙シーンが増えていたら若者が真似しちゃうじゃないか」と義憤を感じていたのですが、これも広告だったんだと目からうろこが落ちました。

出版からすでに7年ほど経過し、テレビ離れも進行し、より洗練されているでしょう。
今だったら芸能人によるブログ、ツイッターなどが媒体になるのでしょうか。
読んでいる、フォローしているお気に入りのタレントから、消費者もより細分化されるでしょうし。

メディアは物を買わせよう、騙そうとして情報を流しているわけで、リテラシーを持って接しないといけませんね。

東京プリズン
東京プリズン
赤坂 真理著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,890

5 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 すごい発想, 2012/11/5
レビュー対象商品: 東京プリズン (単行本)
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
女子高生と天皇の戦争責任って・・・すごい発想。
なんちゅう着眼点。

カバーのデザインはいい。

筆者がアメリカの高校へ母親の意思により何故か進学させられ、更にドロップアウトすることで
個人的な「敗戦」を経験するのだが、それを天皇の戦争責任などに置き換え、向かい合うという内容と思った。
完全アウェイのディベートでひたすら打ちのめされている姿は、まるで自分のアメリカ生活を描写しているよう。

ものすごい資料を調べたりしたのであろうというのはよく分かるんですが、
自分の無知をさらけ出すようで、正直恥ずかしいのですけど、天皇制だったり、
戦後の流れに関して知識があったり、日常から考えてる人じゃないと面白いと感じないと思う。
フックにかからないと言えばいいのか。

文体もかなりクセがある。
パルプフィクションのようにバンバン時間と空間が飛んでいく。

万人におすすめできる本ではないですね。
自分にはオーバースペックでした。

ブーメラン 欧州から恐慌が返ってくる
ブーメラン 欧州から恐慌が返ってくる
マイケル・ルイス著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,470

1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 確かにブーメラン, 2012/11/2
ライアーズ・ポーカーから、マネーボールまで。
マイケル・ルイスって目の付け所が本当にすごい。

アイスランドクローナって、ちょっと前にFXのスワップで高金利としておすすめされまくっていた記憶が・・・
この国もすごいですね。なんで漁師が投資銀行員になっちゃうのか。
実力以上に変にプライドが高いから、なんでもできると思ってしまう。

ギリシャの腐敗っぷりにも笑った。
ギリシャはユーロに入ってるので通貨としてユーロの信用維持のためには、ギリシャも救済しないといけない。
借金の連帯保証人みたいなものか。欧州も大変。

地球規模で複雑に絡み合った金融取引だからこそ、ブーメランのように自分のところにも損害が戻ってきてしまう。

日本は、大丈夫だろうか・・・

グーグル秘録
グーグル秘録
ケン・オーレッタ著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,995

2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ネットユーザーなら一読の価値あり, 2012/11/2
レビュー対象商品: グーグル秘録 (単行本)
ネットを使ってる人間なら誰もが利用しているであろうグーグル。
その歴史を詳細に振り返る内容。

二人の天才が事業を開始し、監督者のような年長者が付き、絶妙のバランスを発揮しながら爆発的な成長を遂げていく。
売れると仲が悪くなる漫才師やバンドメンバーのように大抵創業者の二人は仲違いをし始めたりするものだが、いつまでも良好な関係のままでいるのがすごい。

映像、放送、広告、新聞、出版など、既存のビジネスモデルを破壊しながら拡大していく。
我々も無料ならついついそちらを選んでしまいます。

ユーザーとしてはものすごい便利な反面、すごい怖いなあと思う面もある。

今の自分にはグーグルの充実し過ぎた施設は、オタクを幽閉し、朝から晩まで隔離して働かせる竜宮城のような刑務所のようにも思える。
また20%の時間を自由に使える、というのも、お笑い芸人で例えれば、絶対にスベれないギャグをダウンタウンの前で披露しなければいけないようなプレッシャーのようなものがあると思う。
超効率主義者の天才創設者をうならせないといけない。無駄に時間は使えない。

私も完全にグーグルに依存していて、igoogleをホーム画面にし、gmailをメインアドレスに使ってはメールの内容を抜かれ
google readerを使っては趣味や興味の方向を抜かれ、デスクトップサーチではPC内の文章まで抜かれ、
日本語入力では、自分が入力してる文字まで抜かれる。
またアンドロイド携帯も持っているので、GPSで行動範囲まで抜かれ・・・etc

まあとにかくグーグルに完全に脳みその中身から行動範囲、あらゆる個人情報を握られてますわ。
本当にマイノリティ・リポートの世界になっちゃった。「邪悪になるな」といっても無理でしょう。
マーケティング側からすればこんなにおもしろい対象はないわけで。

「ビッグデータ」時代をこれから生きていく上で頭の片隅に置いておいたほうがいいと思う。

あ・・・忘れてはいけないのがこのアマゾンもですが。

メディア・ディアスポラ
メディア・ディアスポラ
織田直幸著
エディション: 単行本(ソフトカバー)
価格: ¥ 1,575

3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 エンターテイメント小説として面白い。, 2012/10/26
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
テレビというメディアの凋落を舞台にしたサスペンス・アクション。
いまは誰でも情報を発信できるようになってしまった。
信頼性が落ちれば、情報の価値は落ちてしまう。

原子力事故なども含めてタイムリーで、正力松太郎の名前が頭に浮かんできます。
柴田のモデルは戦後マスコミ回遊記の柴田秀利だろうか。

ネット、携帯との目の奪い合いをするにはリアルタイムのアクシデントが一番。
人間は他人の不幸が大好き。ついつい見ちゃうよなあ。

制作したニュース映像をその場でオークション形式でテレビ局に販売する。
単純な下請け式じゃなくて、これから出そうなビジネスモデルですね。

アメリカにいいように利用されるカルト団体。
人生に不安を抱える若い人をネットで見つける。
あらかじめ自分の詳細を書き込んでいるからこそ、完璧な準備のもとにカタにはめる事ができる。

「道があるんだから逃げられるじゃん」と単純な発想をしていましたが、渋谷のテロの描写もうまい。

裏切る内通者だったり、さらなるどんでん返し的な内容も含めてエンターテイメント小説として盛りだくさん。

すこしページ数が多いかもしれませんが、グイグイと読ませる面白い小説でした。

五木食品 拉麺豚骨道熊本 272g
五木食品 拉麺豚骨道熊本 272g
出品者:ドレミドラッグ@5,250円以上送料無料
価格: ¥ 537

4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 おいしいラーメン, 2012/10/23
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
自分はかつてラーメンマニアで、大学時代には都内のラーメン屋を食べ歩いてました。
いま思えば、何やってたんだろ。いまより15キロくらい太ってました。
もっと他にやることがあっただろうに・・・と痛恨の後悔をしていないわけでもないですが。

ネットで見つけて、あまりに当てはまりすぎて衝撃を受けたのが、サブカル系中二病の特性。
いろいろあったのだが、

・自称笑いに関してはうるさい
・代官山、下北、高円寺に住みたがる
・自称アナログ主義者(カメラ、AV機器、時計等)
・写真に興味があり、写真に一々うるさい
・フジロック、サマソニ、ロックインジャパン、等のフェスにとりあえず行ってたりする

中央線沿いに住みラーメンマニア
ショートカットに眼鏡でMUJIとか着てる女友達数人と
吉祥寺のカフェでだらだら話し込む。
内容は映画や食い物、人生についての話。

これは自分のことか!ああ、サブカルとラーメンはつながるのか・・・

全然関係ないですね。

パッケージは金色。
書かれている文言は

麺づくり職人として挑む渾身の一杯ナリ
「ナリ」って・・・相当に気合が入ってる。

拉麺豚骨道
「道」 それは華道、茶道のように永遠に極められない厳しい芸の世界。

とにかく会社として力を入れていることがわかる。
五木食品のラーメンはくまもと県物産センター吉祥寺店で買った記憶があります。

インスタント麺でも生麺のように茹でるお湯とスープは別のものがあります。
これは一緒ですね。

袋は4種類入ってます。
スープの粉末と液体二種類。調味油とにんにく。

つくってみたのですが、スープが美味しく、黒い調味油は店で出してるレベルです。
別に麺を買ってきて替え玉、もしくはご飯を入れてもっと味わいたいと思いました。

インスタントの袋麺にしては価格は若干高めですが、美味しいラーメンです。
いつもよりちょっと贅沢にしたいというときはいいんじゃないでしょうか。

パンツの穴 [DVD]
パンツの穴 [DVD]
DVD ~ 菊池桃子

2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 奇跡の傑作, 2012/10/19
レビュー対象商品: パンツの穴 [DVD] (DVD)
バカな中学生を描いたどうしょうもなく下品で、くだらなくて、馬鹿な映画なんだけど、
それらをすべてあわせて最後は涙が出てくる傑作映画。「パンツの穴」というタイトルを考えた人は天才だと思う。

山本陽一、菊池桃子もすごいかわいい。

ウ○コ、エロ、シモネタを全編に登場させ、「バカだなあ・・・」と笑ってしまうが、
そういえば、この年代の自分ってそうだったよなあと、冷や汗が出てくる。
誰もが中学生の頃には一度は経験したことのあるようなエピソードが出てくるのではないでしょうか。

本棚にあった百科事典も自分のツボにハマったのだが、同級生の家で馬鹿話をしていたこと。
もう今会ってもかつてのように話はできないよな。また人の家に入っていくって、青少年期にしかできないことなんだよなと。

自転車に荷台に妹を乗せて病院に連れていくシーンにもなんかグッと来た。
その時期の兄妹にしかできない光景だよなあと。

麦茶片手のホームパーティー。可愛い子は帰ってしまい、ブスメガネだけが残るw
もちろんそのシーンも笑うのだが、今は視点が変わり、
「息子に恥をかかせられない」とパーティーの準備をする母親の姿に胸が締め付けられた。

自分が好きな女の子から振られ、恋愛相談される悲しさ。

グミ・チョコレート・パイン限定版 [DVD]でもオマージュされていた苦しそうにフラフラになりながら坂道を必死に自転車で登っていくシーンも印象的。
みんなそうやって大人になっていくんだよ、と。

そういえば、自転車ってバイク、車に乗る前にしか友人と共有できない青春の乗り物だよなあ。

ど下手な山本陽一の歌も笑える。

監督を含めて、スタッフも楽しんで制作しているのが全編から感じられ、バカにしているわけじゃなく、
その眼差しが多感な青少年たちに対する温かさに満ち溢れているのが今はよく分かる。

疲れた日常に、かつての自分を思い出したかったらぜひ。

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