この製品の特徴はなんといってもコンパクトさ．他社の製品とくらべると圧倒的にコンパクトです．WR9500Nからの乗り換えですが，サイズはほぼ同じです．横置きにした場合，ハの字型になってる分，設置スペースはちょっととりますが，デザインがスタイリッシュなのでさほど気になりません．

そして，小型ながらも性能面の実力もしっかりしてます．iperf によるバンド幅測定では安定して 400Mbps 以上ありますし，2ストリーム同時にながしても 1 本あたり 200Mbps ちゃんとでます．

使い勝手的には，WR9500N 同様困ることは特にありません．細かいところでいうと，ランプがアイコンの形で光るようになったのが地味にうれしいです．WR9500N だと，ランプが何を意味しているのかは，本体の刻印を見ないとわかりませんでしたが，PA-WG1800HP/E ではアイコンがちょっと離れた場所からも視認できるので意外と便利です．

少し気になるのが発熱．WR9500N と比べるとやや温かいように感じます．でも，ケースの構造が周囲に空間を設けるようになっているので，その辺はしっかり計算されているような気がします．無線LANアクセスポイントとしては珍しい形状ですが，実は放熱についてよく考えられた機能的なデザインです．

すべての人におすすめできる無線LANアクセスポイントです．

【13.04.29追記】
最近暖かくなってきたせいか，熱暴走に遭遇しました．横置きした下状態で大きなフォルダを1時間近く連続転送していると，全く通信できなくなります．その状態でしばらく電源 OFF するとまた通信できるようになりますが，やはり 10 分ほどで同じ現象になります．

いろいろ試行錯誤してみたところ，縦置きにすると回避できました．本体を触ってみた感じだと，どうやら縦置きにしたときに上側にくる位置に発熱するチップがありそうです．横置きにすると，スリットが左右にしかないこともあって熱がこもってしまう模様．

横置きを考えておられる方は注意する必要がありそうです．

つや消しブラックの金属筐体はシャープでありながら主張しすぎず，デスクの上においたときとてもマッチします．このシリーズのペンスタンドにもいえますが，剛性十分な金属板の質感は抜群．

そして，その金属由来の重量は，テープを切るときに本体が動くのを防いでおり，機能性もすぐれています．また，単に重量が大きいばかりではなく，底面には滑り止め効果のあるウレタンが張られており，デスクに傷がつくのも防いでくれています．

最近はこういった気配りのあるよく設計された文具にであうことがすくなくなってきましたが，この商品は期待を裏切りません．
ちょっと値は張りますが，おすすめの一品です．

アプリのできが悪いです．iPhone しか試していませんが，消費電力の表示と電源制御のボタンが並んで配置されており，なんと電源ボタンは1クリックで ON/OFF が実行されます．表示項目が多く，1画面に収まらないため，全項目を見るにはタップしてスクロールする必要があるのですが，そのときタッチする場所をすこし間違えただけで，電源が切られてしまいます．

アプリの見た目はそれなりですが，使い手のことが考慮されているとはとうてい思えません．ここは至急なおしていただきたいです．

また，個人的には公式アプリの出来がよくないことは想定済みで，どうせ通信は HTTP ベースでやっているから解析すればパソコンからも使えるだろうと思っていたのですが，これが大きな間違いでした．

通信を見てみると，ポート 5000 に接続しているんですが，プロトルはオリジナルのしかもバイナリ．解析しにくいように細工でもされていたら，読み解くのにどれだけ時間がかかるかわかったものではありません．通信プロトコルをシンプルにして解放すれば，フリーな管理ソフトもいろいろ出てきてメーカにとっても好ましいエコシステムがうまれるはずなのに，もったいない．

モノとしてはしっかりした作りで，質感もよいだけに非常に残念です．

電源のON/OFF 制御を第三者のソフトに開示するのが難しいということであれば，電力情報の取得だけな可能なライブラリを Windows/Mac/Linux 用に用意していただきたいです．せっかく国内ではこの手の製品の先駆者の立場にいるのですから，今のうちに対応アプリを増やしてさらにリードを広げる施策を打っていただけることを願ってやみません．

脚径 28mm のポールは剛性抜群で，EOS 7D と EF-S17-55mm F2.8 IS USM という計1.5kg 近い構成で使用しても非常に安定しています．それでいて，カーボン製なので思ったほど重くないのがありがたい．

機能面でいえば，センターポールを自由に傾けられるのが良い．これまでは，真上から物をとるときに手ぶれを押さえるのに苦労していましたが，この三脚だと真下を向く方向での固定も難なくこなせます．開脚度が25度, 50度，80度から選べるので，転倒の心配もありません．

また，付属の雲台である GH-100 も素晴らしい．グリップを握れば好きな方向にカメラを素早く向けることができ，グリップを緩めればピタッと止まります．前述の構成でも余裕のグリップ力があります．

難点は，伸ばした足を収納するとき，1本の足のみ毎回引っかかってスムーズにいかないところ．他が良いだけに惜しい．ただ，コストパフォーマンスを考えれば許容範囲内だと思います．

バッグも付属しており，とりあえずこれさえ買っておけば，三脚周りはもう何もいらなくなるくらい完成された製品です．

思った以上に大型で，AC アダプタ 3 個と通常プラグ 3 個を楽々収納できます．
板厚もしっかりあるので，AC アダプタの重み等で変形することがないのが地味に良いです．
両脇にある切り込みの幅や，底についている滑り止めのゴムも絶妙．

ただのプラスチックの箱といえばそのとおりですですが，電源ケーブルを収納するという目的
に沿ってよく考えられている製品だと思います．

個人的には，「BL」の印字を無くして表面に傷を目立たなくするシボを入れて欲しかったので
星4つ．

このブックエンドの良さはなんといってもそのデザインです．
鉄板を L 字に曲げるだけのシンプルな形状はとてもすっきりしており，光沢を消した塗装との組み合わせは，
落ち着いた部屋にぴったりです．

また，機能面も良いです．
L 字にしただけだと，耐久性が心配になるところですが，板厚が十分有り，A4 サイズのずっしりした本を
挟んでもしっかりささえてくれます．

弱点は，汚れの目立ちやすさです．これは黒色である以上，どうしようも内面ではありますが，手でこすったり
ホコリがついたりするとそこがかなり目立ちやすいです．シボ塗装のようなもので，目立ちにくくしてくれれば，
言うことなしなんですが．出してくれないかな-．

Office 2007 で導入されたリボンインターフェースも今回で3回目のバージョンアップ．
従来のメニュー構成から大きな変更なく違和感なく使えます．

その一方で細かい部分には，いくつも改善が見られます．
中でも目を見張るのが Excel．

データを選択するだけで，様々な分析方法を提案してくれる「クイック分析ツール」や自動的にお薦めのグラフ形式を表示してくれる「おすすめグラフ」はとっても便利です．

もう，2010以前には戻れません．基本は変えず，気が利くようになった Office 2013 お薦めです．

Core i5 2500K からの乗り換えです．プロセスの微細化の恩恵を受け，消費電力が下がったのにもかかわらず，性能がアップしています．重たい処理をさせたときには時間短縮が体感でき，満足です．

発熱が小さいおかげで，冷却ファンも静かなものが使えるのも有りがたい．

コストパフォーマンスが高い E-3 1230 と，速度最優先の E-3 1280,1290 の間に位置する，バランスのとれた製品だと思います．

このバージョンの売りはなんといっても，データのクラウドバックアップ．

内蔵HDDを冗長化したり，外付けHDDにバックアップしたりしてても，思わぬアクシデント
でデータが失われるリスクは残ります．

その点クラウドにも保存しておける本製品なら，より一層リスクを低減でき安心できます．

安心が得られるだけでもバージョンアップする価値のある商品だと思います．

話すだけで日本語が入力ができるのはなんか不思議な感じがするし，楽しいです．
ただ，そうやって素朴に楽しむこと以上のことをすると，まだまだいろいろ苦しいです．

いちばん気になるのは，誤認識の訂正．感覚的には，「間違えた！」って話しかけたら
直前の入力は削除してほしかったりするのだけれども，まだまだそういったことは
出来ないみたい．

今後に期待です．