映画１本のＢＤで８１９０円とは････。
メーカーもえらく強気に出た価格だけど、
その価格に見合った内容かと言われたら「ＮＯ」です。

フレームシーケンシャルの３Ｄ本編と
特典が劇場予告編だけでこの価格ですか････。

しかも日本語は5.1chサラウンド・ドルビーTrue-HD。
なぜＤＴＳ−ＨＤマスター・オーディオ収録にしない？？

これだったら初公開版、特別編も収録し、
特典も満載のＵＫ盤３枚組ＢＤの方がいい。50ドル以下で買える。

この高価格だったらＤＶＤ特典のメイキングや
ジェネオンから出てたドキュメンタリーＤＶＤも
完全収録した愛蔵仕様にするべきなのに
あえてそうしないのは後から完全版ＢＯＸを用意してるためか？

どっちにせよ発売メーカーはＢＤで
映画をコレクションする意味を分かっていない。

全シリーズはもちろんのこと、
ＤＶＤ化されていなかったスペシャル版８本の
初収録はファンとしてはうれしいですね。
特にスペシャル版『卒業アルバム』はＶＨＳにすらなってなかった。

このご時世、22万円はかなりの出費だと思うけど、
各シリーズの単品ＢＯＸを全部揃えたら34万4000円だし、
さらにスペシャル版８本が付くと考えたら
アマゾン価格の１６万円は意外と安い･･････かもです。
これまで単品BOXも何度か再発売されていますが
TBSの方針なのか（？）、廉価発売されたことはありません。

ただね、ＤＶＤじゃなくてブルーレイにしてくれたら
半分の枚数で済むのでは？？　正直、もっとスリム化してほしい。
ＢＤは画質だけじゃなくて大容量もウリですから････。
日テレの「名作BDシリーズ」みたいに「1話1000円」で
収録してくれると嬉しかったのに。

初期の金八（SD映像／モノラル）はそんなに容量食わないはずだから
ＢＤ１枚に５〜７話ぐらい収録できると思うんだけど････。
※ちなみに「名作BDシリーズ」は1枚で400分超収録されてます。

しかもＨＤ撮影されている第５シリーズ以降は
やっぱりハイビジョン画質で楽しみたい。

受注生産でも良いからBD-BOXも出してほしかった。

恐らくこれで「最後」なので、
特典もしっかりと入れてほしいです！！

過去に特番で放送された２回の同窓会スペシャルや、
生徒たちの交流を深めるためにクランクイン前に
毎回行われるオリエンテーション風景（これが一番観たい！）、
ＮＧ集、主要生徒による金八へのメッセージ映像や対談映像とか。
ＯＢと金八によるコメンタリーや
未放送シーンもあればファン感涙ものですよ！

これぞ「永久保存版！！！」という商品作りを望みます。

フォックスの2500円BDで特典に「字幕なし」が急増中。

ブルーレイで初収録の特典をウリにしても
肝心の字幕がないんじゃ意味がない。

英語が堪能な人ならともかく
そうでない人がほとんどでしょ。

どうやらフォックスはＭＧＭ作品には
字幕を全然入れてないようだ。

字幕を付ける作業ってそんなに大変なことなのか？？

『男たちの挽歌』シリーズ3作のオリジナル広東語は
7.1chサラウンド・dts-HDマスター・オーディオ、
6.1chサラウンド・ドルビーデジタルEX。

いずれもポニーキャニオン版にあった
日本語吹替が入らないのはマイナス。

全作品オリジナルプリントから修復したデジタル・リマスター版だが、
フォーチュン・スター社のマスターなので、おそらくジェネオンから
過去にリリースされたものと大して変わってないだろう。

同じデジタル・リマスターをウリにしていた『ポリス・ストーリー』の
ＢＤのクオリティがあのレベルなので過度な期待は禁物（笑）。

特典が予告編のみなのも寂しい。

ジェネオン版ＤＶＤに入っていたフォト・ギャラリーや、
アクションシーン徹底分析、『アゲイン』の未公開シーンなどが
入ってないのもいかがなものか。

DVDでは別ディスクになっていた125分の特典映像や
音声解説4種、日本語吹替4種をBD１枚に収録しているとなると
本編のクオリティへの影響が気になったが、そんな心配もなく
画質、音質ともにすこぶる良好。

『ファイト・クラブ』とは違ってフィンチャーは本作のＢＤ版を
監修してないが、ＨＤらしい高品位な画質を保持している。
映像のトーンがＤＶＤと明らかに異なっているので
従来の本編マスターとは違うことが分かる。

全体的に薄暗い場面が多いだけに、黒潰れなどが気になったが
白浮きすることもなくシャープ。本作はコントラストを強めにし、

部分着色や銀残しなどさまざまな映像処理が施されているが
正直、DVDでの再現力だと限界があり、色の濁りやノイズも目立っていた。
だが、BDではフィンチャーの意図した映像表現を損なうことなく再現。

解像感も文句なしのレベルといえる。

音もDVDの6.1chから7.1chサラウンドにアップグレード。
DVDのdts-ES･6.1chも驚異的なサラウンドだったが、
聴き慣れているはずの音のその向上感は正直、驚いた。

ch４の飛行機の音の広がりが格段に増しており、
ch22でジョン・ドゥを追跡するシーンでサラウンド力はピークに達する。
特にch22では遠くで聞こえるマンション住民の声もしっかりと拾っていて、
7.1chサラウンドの威力を思い知らされた。

日本語吹替はDVD版に加え、1998年フジ放送版、
1999年テレ東放送版、2001年テレ朝放送版の４種も収録。
吹き替えファンとしては嬉しい仕様といえる。
（それだけに最近のワーナーBDの吹き替え未収録は残念）

広東語はモノラル・dts-HDマスター・オーディオ、
おなじみの吹き替えはｄｔｓ収録。

もちろん、世界最長版の日本公開版での収録。

ＤＶＤ版は貴重な特典を満載した特典ディスク付きで
松竹にしては珍しく力の入った仕様で
ジャッキー・ファンからも絶賛されたが、
ＢＤの特典は元松竹富士宣伝部のコメンタリーと劇場予告編のみ。
なのでＤＶＤを転売しちゃいけません（笑）。

Ｐ社も香港ＢＤマスターをそのまま使うんじゃなくて
これぐらい凝った仕様で出すべきなんだけどね！

みなさん、作品評が多いので
ブルーレイのクオリティとエキサイティングバージョンの追加シーンを書きます。

●クオリティ・レビュー

最新作らしい高画質を発揮。フィルムグレインも
しっかりと活かしつつ、非常にシャープな画質。

人の肌も自然な色合いでクオリティも高いだけに、キャメロンの目尻のシワが
余計気になったけど、その分、赤のセクシービキニが余計眩しかった(笑)。

dts-HDの音もダイナミック。
当たり前だが、アクションシーンがハデなほどサラウンド効果が大きくなり、
多少誇張気味なサウンド設計を思う存分に堪能できる。

●エキサイティング･バージョン

セル版BD、DVDともに劇場公開版より８分長い
「エキサイティング・バージョン」を収録。
ちなみにレンタル版BD、DVDは劇場版なので要注意。

◆車中でフィッツジェラルド(サースガード）がロイの過去をジューンに話すシーンが長い。
◆カーチェイス･シーンが長くなった。ロイのドジっぷりが笑えるギャグシーンも！
◆列車内でジューンが殺し屋に襲われるシーンが若干長い。
◆妹の結婚式のシーン。姉ジューンにスピーチする妹のシーンが長い。
◆バイク・チェイスが長い。牛追い祭りのシーンでは１頭の牛とロイの乗るバイクがチキンゲームを展開！

などなど････。

カーチェイスとバイクチェイスの追加アクション・シークエンスは笑えます！
確かに“エキサイティング”なバージョンになってました。

※ブログ「ブルーレイ＆シネマ一直線」より抜粋。

早速、ソニーのウォークマンNW-S755に接続して視聴してみました。

ウォークマン接続はアナログですが、
高音の伸びが抜群に良く、いつもイヤホンで聞いてた時よりも
音質が良いってどういうことよ？　と愕然としました。
（もちろんソニー批判ではありません）。

ウォークマンはウォークマンとして使い、
今はＰＣ用（富士通のVista）として活用しています。

ＰＣで音楽を聴く場合は、ＰＣ性能により
音質にも限界があります。
特に音はこもりがちで軽い印象がありました。

もちろんオーディオマニアの方々は
専用アンプに通して、ハイエンドクラスの音を
楽しんでいるとはとは思いますが、
これまで大して音質にこだわってなかった私でも
TW-D7WMを通して再生するだけで、その音の広がりの
圧倒的な臨場感に心地よい気分になりました。
音に磨きがかかっているとはまさにこのことで
音の性能をできるだけ引き出す仕様に好印象を持ちました。

低音もこの価格クラスでは価格以上の効果があります。

卵型のデザインもどこか近未来的な魅力があり
高級感を醸しています。
音は良いんだけどデザイン的にイマイチなスピーカーはゴマンとあります。
部屋に設置するものですから、やはり客が来ても
オシャレ感を演出できるものがいいです。

価格とスピーカーのクオリティは比例するという
これまでの概念を覆してくれた逸品だと思います。

ＤＶＤはアナグリフの旧式３Ｄバージョン（赤青メガネで観るやつ）
でしたが、ブルーレイは残念ながら２Ｄバージョンのみっぽいですね。

色々と３Ｄ演出を工夫してたので、３Ｄで観たかったです。

「２５周年記念ＢＯＸ」はＴＶ用日本語吹替問題で
ファンの間で叩かれている『グーニーズ』ですが、
私的にはこの通常版ＢＤで十分ですね。

８５年１２月に正月映画として公開された時、
まだ小学生だった僕はそのあまりの面白さに大コーフン！
マジでグーニーズのメンバーになりたいと思ってましたから（笑）。

●特典
ブルーレイの特典は、2001年に初リリースされて以来、
なにも変わっていないＤＶＤ「特別版」と全く同じで、
新規に追加された特典がないのはちょっとガッカリ。

特典で一番の見ものは、グーニーズの面々と
リチャード・ドナー監督が16年ぶりに一堂に会して収録したコメンタリーだ。
しかも大人になったグーニーズのコメンタリー風景も映像として
収録していたのは、当時としてはかなり画期的だった。

ブルーレイのウリの特典である「ピクチャー・イン・ピクチャー」を
「グーニーズ」は８年前に既にＤＶＤでやっていたのである。

ただ、初ＤＶＤ化からすでに７年も経っているんだから、
ブルーレイ用にグーニーズの“再同窓会”映像とか入れてほしかった。

宝探し映画にひっかけて、隠しコマンドとか
“お宝”映像をもっと盛り込むとか、ＢＤの特性や仕様を
活かした遊び心にあふれたソフトにしてほしかったなあ。

あとＢＤのメインメニューは素っ気ないものに変わっていたのも残念。
ＤＶＤの見てるだけで楽しいムービング・メニューを
そのまま移植してほしかった。

ＢＤ「ゴーストバスターズ」もそうだったけど、DVD版では
凝っていたメインメニューが、BDになると味気ないものに
なってしまうのはなぜなんだろう？

■秘蔵映像付きコメンタリー

グーニーズと監督が和気あいあいと撮影当時を振り返る。
面白いエピソードをピックアップ。

・マイキーたちがレストラン前にやってくる場面の合成のひどさに、ジェフが「映画史上最悪の合成シーンだ。何だこれ!?」と。「１９８４年だからね」と弁解する監督に、「（ドナー監督の）スーパーマンは空を飛んでたよ」とコリーが突っ込み、ジェフが「人を飛ばせるのになんでこうなるの!?」と監督にイヤミ。

・当時、ショーンは「グーニーズ」か「エクスプロラーズ」のどっちに出演するか迷っていた。結局、「キス・シーンがあるから」という理由で本作を選んだ。

・レストランに忍び込んだマイキーたち。マイキーがステファニーに「数分だけいいだろ？」と話す場面で、思わず「プリンプトン」とポロリと実名を言ってしまうことをショーンが告白。本編でもそのまま使われている。

・グーニーズが下水管を叩くシーンと、夢の井戸のシーンはスピルバーグが演出した。

・キーいわく「ハリソン・フォードのつもりで演じた」。

・子供たちには撮影まで見ることができなかった海賊船のセットだが、実はコリーが撮影前に見てたことを告白。

●クオリティ

BD用に新たにリマスター化されたわけでもなく、
画調はＤＶＤとほとんど変わらないけど、シャープ感は向上。

ＤＶＤのザラついたノイズは一掃されている。

洞窟シーンが多いので明瞭感はあまりないが、
室内場面でも暗部まで鮮明に再現してて、
黒の締まりも悪くなく、人肌の発色が良好。

ch７の森林道の空撮シーンや海岸に点在する岩々は
ＤＶＤでは甘い印象だったが、ＢＤはクリアだ。

オプチカル合成のＶＦＸシーンになると
急に画質が粗くなるのは、元々のフィルムのせいだろう。

サラウンドはリマスターのドルビーTrue-HD・5.1chでチェック。
大げさな効果音の広がりや重低音の重みが増し、セリフも明瞭。

23年前の作品として考えれば、まずまずのクオリティといえる。