もう何回観たか分からないほど『ジョーズ』との付き合いは長いです。
ＶＨＳ、ＬＤ、ＤＶＤとバージョン違いも含めて８回は買ってますね。

で、９度目のソフト購入となるＢＤは「ほぼ完璧」です！

読み込みが遅く、メインメニューの各自メニューがアイコン化
されているのはちょっと分かりにくいです。

≪画質≫
しかしそんな不満も軽く吹き飛ばしてくれたのが
素晴らしすぎるこのクオリティ。まさに仰天画質です！

スタジオ秘蔵の35ミリのネガフィルムに立ち戻り、
傷だらけ、退色したフィルムを１フレームずつ入念に除去し、
色調補正を施して４Ｋスキャニングして完全修復し、
これ以上の画質は望めないところまできてます。

ひと肌の色つやや鮮度がはっきりと向上し、
砂浜、波の揺らぎも水しぶきまでもが鮮明化。
もちろん、フィルムの傷やゴミなど完全に除去。
解像感、発色、鮮度、描写力、どれを取っても
非の打ちどころがないですね。

37年前の作品なのにここまで良くなるのか！ と
改めてその“情報量”の多さと“芸術的”な画質に驚嘆。
とにかく画質・音質に古めかしさを感じさせず、
間違いなく現状で最高品質の『ジョーズ』を堪能できます。

≪音質≫
7.1chサラウンド化された音は、DVDで差し替えられた
リアル重視の＜新音響バージョン＞をベースにしたもの。
しかしBDではオリジナルのモノラル版が待望の収録！
やはり慣れ親しんだこのモノラルがないとダメですね。
何よりアカデミー賞音響賞では、この「モノラル」版が
評価されて受賞しているわけだから、
これは立派な「歴史遺産的音響」として残すべきです。

『スター・ウォーズ』をことあるごとにアップデートして
オリジナルを封印するＧ・ルーカスは見習うべきです（笑）。

エサを撒いているブロディの前にサメが姿を現す時の水しぶきや
クイントが銛を撃つ時のドスッ音、タルが浮きがる時のザバーッ音、
エンジンが火を吹いて爆発する音などは、
やっぱりモノラル版が＜懐かしい記憶＞をかき立ててくれます。

檻に入ったフーパーが襲われる場面でサメが襲撃してくる時、
モノラルではウィーンという“機械音”のようなものが入ってて、
それはそれで好きだったのだが、新音響版ではやはり消されてます。

サメがアタックして船を沈めるクライマックスでは
モノラル版にはあった船が沈む音やきしむ音が、新音響版では
ほとんど消されており、緊迫感が失せてしまっていました。

7.1chよりも誇張されたモノラル版がこの作品には合っていると思います。
できれば、オリジナル・モノラルの音響をベースにした
サラウンド・バージョンも併録してほしかったです。

≪吹き替え≫
吹き替えはDVD版と同じものです。

これで伝説と化している滝田裕介吹き替え音声が
収録されていたら完璧だったんですけどね。
「ほぼ完璧」と言ったのは、この吹き替えが入ってないためです。

ＴＶ局に音源が残ってなかったのかしら？
ならば、ジェネオン･ユニバーサルは音源テープを
持っている人を募ってでも何とか併録してほしかった。
絶対にＤＶＤとかで残している人はいるはずです。

≪特典≫
特典は新収録のメイキング・ドキュメンタリー
「伝説は終わらない：作品の反響と遺産」が面白いです。

アカデミー賞のノミネート発表をテレビで観ている
スピルバーグが監督賞候補から外れてガッカリする
ビデオ映像は初めて観ました。これはかなり貴重なのでは？

世界各国で大ヒットしていた当時の記録映像には
日本での劇場風景もチラリと映ったり、
『ジョーズ』グッズを集める世界中のコレクターにも取材。
宣伝用ポスターや傑作メイキング本『ジョーズ・ログ』、
LD発売時に制作された（BDにも収録）メイキングの裏話、
2005年に行われた『ジョーズ』祭りの熱狂ぶりが興味深かったです。

ブロディをビンタした女優が熱狂的なファンにビンタをお願いされた
エピソードや、２番目の犠牲者となる少年を演じた俳優の苦労話も面白い。

「フィルムの修復」は今回の修復作業の過程を紹介した新特典。
オリジナル・ネガの傷を特殊な溶液に浸して除去し、フィルムのズレや
カットごとの色調のズレなど、１フレームを修正するのに３〜４時間も
かかるという気の遠くなるような作業が行われたようです。アッパレ。

音のレストア風景も紹介しているが、肝心の音響の
差し替えについてあまり触れられていなかったのが残念。

「メイキング・オブ・『ジョーズ』」は
LD「スペシャル･コレクション」発売時に制作されたドキュメンタリー。
最後にスピルバーグが「『ジョーズ』は見るのは楽しいけど
作る側は悪夢だった」というコメントで終わる映像が
DVD「30周年記念盤」ではなぜか削除されてましたが
今回はちゃんと“復活”しています。

「ギャラリー」は
DVD「25周年記念盤」「30周年記念盤」にも
収録されていたフォト･ギャラリーの構成を変えて再録。
「絵コンテ」「プロダクション･フォト」「マーケティング」
「各国のポスター＆ロビーカード」の全４種を収録。
早送りができず、チャプターでスキップしないと
続きが見られないのがちょっと不便。

≪ジャケット／ブックレット≫
40ページのオールカラー・ブックレットは
舞台裏やサメの設計図、絵コンテ、世界各国のポスター
（イタリア版は『ジョーズ２』のポスターを流用！）、
今回のＢＤのレストアの解説など読み応えあります。

ジャケットはなんか妙なイラストになっていたDVD版に対し、
BDはオリジナルのキーアートに戻されているのも嬉しいですね。

BDとしてはかなり満足の高い仕上がりになっているし、
映画ファンなら持つべきタイトルであることは間違いないです。

●BD版には収録されていないDVD特典

・DVD　25周年記念盤
「劇場予告編２種」「プロダクション・ノート」
「タレント・ファイル」「スクリーンセーバー」
「海から脱出せよ！『ジョーズ』クイズ」「サメの世界」が未収録。
25周年記念盤には本予告編の他にティーザー・トレーラー、
２週間限定の再公開用予告編もあったが、BDは本予告編のみ。

・DVD　30周年記念盤
「絵コンテを比較」「サメの実態」が未収録。
BDにも絵コンテは収録されているが、30周年記念盤のように
本編と絵コンテが比較できる仕様にはなっていない。
「サメの実態」は、実際のホオジロザメをＣＧのサメで検証した豆知識集。
「サメは人間を好まないので吐き出す」とか
「サメの歯は3000本ある」などフムフムなネタ満載。

待望の『プリティ･リーグ』初ブルーレイ化！と、喜びたいところですが
廉価版だったのでやっぱりというか「本編のみ」です。

20周年アニバーサリー・エディションとして発売されたＵＳ盤は
監督・キャストのコメンタリー、未公開シーン集、ドキュメンタリー、
マドンナのミュージック・ビデオが付いた豪華仕様なのに、
なぜ完全移植してくれないのでしょうか？

後で「スペシャル・エディション」として出し直す
ソニー･ピクチャーズの魂胆がミエミエですね。
（しかしアマゾンに掲載のパッケージ写真には
「20th　ANNIVERSARY」の文字が････。仮ジャケかもしれませんが）

しかし、ＵＳ盤にも「日本語吹替・日本語字幕付き」のようなので
今回はＵＳ盤の購入決定！です。ＵＳ盤の方が安いし。

作品は★５つなんですが、商品仕様は★１つ。
安かろうがやっぱり「本編のみ」は残念です。

ユニバーサル映画なのに
発売は残念ながらポニーキャニオンから。

日本盤は豪華２枚組！と、いいたいところですが
米国盤では本編と特典が１枚で収録されたものを
わざわざ２枚に分けて収録しただけ。なんだそれ？
日本版オリジナル・コメンタリーが付いたとしても
特典分数は60分なので２枚に分けて出す理由がよく分かりません。
（後に出す廉価版対策なんでしょうか？）

３Ｄブルーレイでもないのに、値段は5460円と高すぎです!!
ちなみに米国盤はBD+DVDセットで2000円ぐらいで買えます。

音は、ポニーのＨＰによれば、ドルビーTrue HDの音質向上仕様
「ドルビーTrueHD アドバンスド96k」で収録しているようです。
ちなみに同日レンタル版ＢＤはコメンタリーがない分、
DTS-HDマスター・オーディオ収録となっています。

ユーザー側が音質を切り替えて楽しむことができないので
ドルビーTrue-HD・96KとDTS-HDの比較、優劣は分かりませんが････。

劇場で観ましたが、作品はプリクエルというより
ほとんどリメイクという感じで、傑作カーペンター版の出来には及ばず。
しかし、ＣＧの物体Ｘはそれなりに見ごたえがあります。
とはいえ、アマゾン価格4000円も出して買う価値があるかはかなり微妙。
（好きな人には好きなんでしょうけどね････）

定価3800円だったら買ってもいいかも？というレベルなので
5460円はあり得ないです。

そのままジェネオン･ユニバーサルからリリースされてたら
やっぱり廉価待ちしたんだけどね･････。
ポニーだから廉価再発は期待できないでしょう････（泣）。

2012年版から更新しました。

ソフトウエアは入っておらず
プロダクトキーを入力してアクセスし、
ダウンロードする方法です。

１つのアカウントで複数台のＰＣや
スマホ等に使用できるのは魅力的ですが
Ｍａｃでは使用制限、対応に限りがあるので
要注意です。

価格からしてスマホ、タブレットには迷惑メール削除には
対応していないのもどうかな、と思いましたが
インストールも問題なく行えましたし
インストール後も重くなるなどの問題は
なかったので、快適性に不満はありません。

ＯＳは富士通　Windows Vistaです。

このご時世、映画１作品のＢＤに
２万円近くも払う人がいるんでしょうか？
まったく、LD-BOXじゃないんだから！

おそらく価格を決めたメーカー担当者は
ＬＤやＤＶＤバブル感覚が残ってるんでしょうね。
時代錯誤も甚だしい値段ですよ･････。

このアニバーサリーBOXだけに付いた２枚目の特典ディスクも
観たいというファンも多いのではないでしょうか？
SPEはグッズなしのＢＤ３枚組のバージョンも
５千円ぐらい出すべきでしょ。

しかも1500セット限定という少なさからして
メーカーのやる気のなさがうかがえます。

「この映画が好きな人はどうせ金を持ってる
オールドファンが多いからこの値段でも買うだろ？」
という理由で値段設定をしたとしか思えません。

ちなみに米国盤ではアマゾンでたった65ドルぐらいで買えます。

特典抜き廉価版といい、最近のソニー･ピクチャーズは
どんどんユーザーに優しくないメーカーになっていきますね。

以前までは好きなメーカーだったんですが、
あくどい商法ばかりやっているので
新作が「ソニー・ピクチャーズ発売」と聞くだけで
ガッカリするようになりましたよ。トホホです。

イヤな予感はしてましたが、やっぱり本編のみの収録です。

珍しく日米同時リリースとなるブルーレイ版ですが、
ドリームワークス発売の米国盤はしっかりと
以下の特典が入っていますが、国内盤は本編だけ････。
（ちなみに国内盤の2枚組DVDと同一の特典です）

Catch Me If You Can: Behind The Camera　●メイキング
Catch Me If You Can: The Casting Of The Film　●キャスト・ミー・イフ・ユーキャン
Scoring: Catch Me If You Can　●音楽
Frank Abagnale: Between Reality And Fiction　●天才詐欺：フランク・アバグネイル
The FBI Perspective　●ＦＢＩ捜査官
Catch Me If You Can: In Closing　●エピローグ
Photo Galleries ●フォト･ギャラリー

パラマウント・ジャパンからリリースされる
ドリームワークス作品のＢＤは
ずっと「特典なし」の劣化仕様なので萎えます。
これじゃ1500円でもあまり安い感じしないな･････。

これまでいただきものの
国内産のチャイルドシートを使ってきましたが
その中では抜群に扱いやすかったです。

やっぱり重量が6kgしかないので手軽に扱える嬉しさがあります。
逆にこれだけ軽いと、簡単に外れたり、緩んだりしないか
心配もありましたが、使ってから２週間、
そういう心配は杞憂に終わり、安定した使用感があります。

初の海外産のものを使いましたが
３点式シートベルトの取りつけも
ドン臭い私でも難なく取り付けられました（笑）。

２歳児の娘は
これまで使ってたチャイルドシートでは
すぐにモソモソと動き出し、落ち着きがありませんでしたが
（すぐにグズってしまいてんやわんや･･･)
このシートは低反発の座り心地の良さなんでしょうか、
すぐに寝てくれるので安心できます（笑）。
すっかり気に入ってくれたようです。

１、封入グッズなんか要りません。
２、ＤＶＤなんか要りません。
３、ロングバージョン本編を全作に収録してください。
４、特典はすべてＢＤに収録してください。ＤＶＤは要りません。
５、８作品＝本編ディスク（３Ｄ含む）１０枚組、特典ディスク８枚組＝計１８枚で出せます。
６、愚かな転売屋の不当な転売を防ぐため、限定販売にしないでください。
７、価格は２万円以内に。

これがユーザーのことを一番考えた理想的な商品というやつです。
これで出してくれるなら買ってあげてもいいですよ。

以前の発売バージョンは１枚に本編、特典が収録されていましたが
ソニー･ピクチャーズは今後、廉価版は本編のみに仕様変更したようです。
信じられないですね！

しかも100円で借りられる
レンタル版ＢＤにはセルと同じように特典が
ぎっしり入ってるという意味不明なことになっています。

廉価で買うようなヤツは本編だけで満足しとけ、
特典も見たけりゃ高い方を買え！ってことなんでしょうか。
見上げた「殿様商売」です。

今のソフト業界なんて深刻なほど不振なのに、
こんな「殿様商売」をしてるとコアユーザーまで
離れていくと思うんですが････。

安くなったら本作を買おうと思ったけど
仕様が劣化しているものなら要りません。

あとアマゾンはレビューを
旧発売版のものとごちゃ混ぜにしないでちゃんと分けてほしい。
映画は同じでも「商品内容」は違うんだから！

特典について書いているレビューを読んで
過ってこの「特典なし劣化バージョン」を
購入する人がいたらどーするんですか？

ええっ！　大好きな作品だけにＤＶＤオンリーは残念です！
写実的で緻密すぎる背景画とか看板や標識などの
周囲に描かれた細かいお遊びがウリの本作なのに
楽しむならやっぱりブルーレイのほうが最適でしょ。

You TubeやＣＳではＨＤ映像で観られるのに
お金を払って買うソフトがＤＶＤのみって納得できません。

それと、フィギュアなしの２枚組版も安く出してほしかったです。
特典ディスク付きがこのＢＯＸのみというのはどうかと･････。
そもそも本編と特典合わせて160分もないのだから1枚に収まるでしょ？
（最近、このメーカーに限らず１枚に簡単に収まるのに
わざわざ２枚に分けて出すアコギな商法が多すぎ！）

私の知人の「ロペ」ファンも
「このご時世にＤＶＤのみ!?　じゃあいらない」と嘆いてました。

なので、今後ＢＤ版を出す時は特典全部入りを
3800円ぐらいで出して下さいよ。ファンは買ってくれると思いますよ。
どうでしょうか、東宝さん、もっとファンのための商品を企画してくださいな。

あとアマゾンは最近、割引なしの定価販売が多いですが
何か事情があるんでしょうか？
他のネット販売では6000円ぐらいで買えますが･･･。

映画版もショートアニメ版のユルさ爆発で
ファンの人もそうでない人もかなり楽しめると思います。

自分の昔の夏休みもこんな感じだったなあと
妙なノスタルジー気分にさせてくれます。
商店の前で何時間も居座って下らないことを喋ってたり、
特に目的もなしに町を歩いていたり･･･。

できることなら夏休みの話なので
夏休み中に発売してほしかったです（笑）。

作品は★５つぐらいに好きなんですが
商法・商品仕様に納得できない部分が多いので★１つです。