夕張メロン初競り、２玉１６０万円　過去３番目の高値

　高級果物として全国的に人気がある「夕張メロン」の初競りが２４日朝、札幌市中央卸売市場であり、最高値は２玉１６０万円だった。昨年より６０万円高く、過去３番目の高値という。

　落札したのは札幌市の果物卸会社「蔵重商店」。メロンは食育の授業に参加している札幌市の小学校にプレゼントする。同社の渡会和雄販売企画部長（５１）は「落札できてほっとしている。子どもたちは喜んでくれると思う」と笑顔で話した。

　夕張メロンは２３日に収穫が始まった。午前７時から始まった競りには鈴木直道夕張市長も立ち会い、威勢のいい掛け声とともに次々と値段が付いていき、５分ほどで終了した。