本塁打と思いきや、フェンスに直撃。慌てて二塁まで走る【拡大】
左太もも裏肉離れから1軍復帰後、しばらく快音が聞かれなかったが、3試合連続で安打と打点をマークしている。復調気配の中で、けがの再発を避けるために、細心の注意を払っている。患部のケアを忘れない。
試合前練習ではゴムチューブで左足、右足を入念にストレッチ。遠征先にも必ず持ち運ぶ。宿舎の部屋のフローリングの床にバスタオルを広げ、横になる。ナイター後、食事に出かけた後も黙々と患部の強化に取り組む。状態を維持するために努力は惜しまない。
「結果が出て、そういうのを自信にしてやっていきたい。また謙虚にやっていきたい」
千葉の夜空に打ち上げられた花火よりも、背番号32の笑顔が輝いて見えた。(西垣戸 理大)
(紙面から)