三回一死満塁で、清田の打球をジャンプ一番、キャッチした大和。犠飛で1点入ったが、抜けていれば、勝敗は分からなかった【拡大】
(セ・パ交流戦、ロッテ1-7阪神、2回戦、阪神1勝1分、23日、QVCマリン)あの大和のスーパープレーがなかったら…。5点リードで迎えた三回のロッテの攻撃。一死満塁で清田の打球は中堅後方へ。背走した阪神・大和が、最後はジャンプして好捕。犠飛にはなったが、抜けていれば走者一掃でさらにピンチが続く場面だった。
「きのうも守っていたし、きのうほど風は強くなかったので…」。QVCマリン名物の難敵もしっかりインプットしての美技だった。
攻撃では送りバントのサインをファウルすること3度。成功率0%。和田監督からは「大和の攻撃からすると、あれを捕ってもらわないと割に合わないんだけど」とジョーク混じりの賛辞を受けた。
(紙面から)