2013年05月21日
"Play Hard,Play Smart!!" 2013年度全日本男子チーム・龍神NIPPONが始動!
全日本男子チーム・龍神NIPPONが5月21日、味の素ナショナルトレーニングセンター(味の素トレセン/東京都北区)で新チーム始動の記者会見を行いました。
5月20日から29日まで今年度のスタートとなる第1回合宿を味の素トレセンで行う龍神NIPPON。この合宿を終えると、「FIVBワールドリーグ2013インターコンチネンタル・ラウンド」が始まり、韓国大会(6月1日・2日)、オランダ大会(6月8日・9日)、小牧大会(6月15日・16日)と各地を転戦します。その後、味の素トレセンでの第2回合宿を挟み、ポルトガル大会(6月29日・30日)、大阪大会(7月6日・7日)とワールドリーグは続きます。
ワールドリーグ終了後は、国内外での遠征・合宿を経て、9月の第17回アジア男子選手権大会(9月28日~10月6日、ドバイ)に参加します。また11月には、今秋のビックイベント「ワールドグランドチャンピオンズカップ2013 男子大会」(11月19日~20日/京都府立体育館、22日~24日/東京体育館)が控えています。
今年度、47名の精鋭が全日本男子チームに選ばれましたが、ワールドリーグにはこの中の22名がエントリーされました。会見でゲーリー・サトウ新監督は「日本は、基礎的な部分に関しては非常に高いレベルのチーム。私の仕事はそれを次のレベルに持ち上げること。"Play Hard, Play Smart!!"がこのチームのテーマ。(国内での初采配となるワールドリーグ)小牧と大阪で、日本の皆さんにお会いできることがとても楽しみ」と力強く語りました。
この後、新キャプテンを任された山村宏太選手が「これまで以上にコミュニケーションが大事。架け橋となって、コミュニケーションの中心になれるようにしたい」と抱負を述べました。
記者会見後には、体育館に移動しての公開練習も行われ、ゲーリー・サトウ新監督のもと、レシーブ練習などで選手たちは汗を流しました。
なお、ワールドリーグから、株式会社アシックス製の新しいユニフォームを着用することもあわせて発表されました。勝利を重ねていってほしいという思いを込めて、デザインのテーマに「月桂樹」が用いられています。
龍神NIPPONの国内初戦となるFIVBワールドリーグ2013小牧大会のチケットは現在好評発売中です。また大阪大会のチケットは5月25日から一般発売開始となります。ぜひ会場に足をお運びいただき、新生・龍神NIPPONに熱いご声援をよろしくお願いします!
◆ゲーリー・サトウ全日本男子監督
今年の目標は、1つ目に2014世界選手権予選を勝ち抜き、来年開催される本戦への出場権を獲得すること。2つ目に秋のワールドグランドチャンピオンズカップでメダルを獲得すること。3つ目に、目前に迫ったワールドリーグ。日本のボールコントロールの巧さとスピードは非常にレベルが高いので、新しいアイディアをチームに取り入れている。パスの正確性をもう少し高め、『スマートバレーボール』を実現したい。(国内初戦となるワールドリーグの)小牧、大阪で日本のファンの皆さんとお会いできるのが楽しみ。日本のバレーを盛り上げるためにご協力をお願いしたい。
◆山村宏太キャプテン
(新キャプテン就任について)自分のキャプテンシーには満足していないが、このチームにはキャプテンシーを持った選手がたくさんいるので、その架け橋になることが自分の理想のキャプテン像。周りに甘えて、1人で背負い込まない新しいキャプテンを目指していきたい。(サトウ新監督は)自主性を求める監督。頭が使えて、想像力あふれるバレーを展開できる、『スマートさ』をチームとして身につけていきたい。