中国・湖南省のコメ販売が減少-基準を超えるカドミウム検出
5月21日(ブルームバーグ):中国最大の米作地帯である湖南省産のコメの販売が落ち込んでいる。同省産のコメから政府の基準を超えるカドミウムが検出されたとの報道が響いたと、国有の中国儲備糧管理(シノグレイン)傘下の中華糧網が指摘した。
中華糧網のウェブサイトによると、カドミウム汚染の報道が目を引き始めて以来、湖南省のコメ販売は前年の半分未満に減少した。中華糧網は販売減について具体的な数字を示していない。
南方日報が2月に伝えたところでは、広東省南部で販売されている湖南省産のコメに許容限度を超えるカドミウムが含まれていることが判明。今月16日に広州市の食品薬品監督管理局がウェブサイトに掲載した声明で、検査対象となったコメの44%から基準を上回るカドミウムが見つかったと公表し、懸念が再燃していた。
原題:Hunan Rice Sales Plunge as China Probes CadmiumContamination(抜粋)
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更新日時: 2013/05/22 14:47 JSTニュース一覧
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