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「偽装質屋」の対策強化 警察庁、実態把握も指示

 警察庁は23日、ヤミ金業者が高齢者らからほとんど価値がない質草を受け取り、実際は年金などを担保に違法な高金利で金を貸し付ける「偽装質屋」事件が相次いでいるとして、各都道府県警に実態把握と取り締まりの強化を指示した。
 偽装質屋事件をめぐっては昨年2月以降、群馬、愛知、大分、鹿児島の各県警が貸金業法違反容疑で計11人を逮捕。被害者は約4300人で、最大年434%の利息を取られた例もあった。
 貸金業者は出資法で上限金利が年20%に制限されているのに対し、質屋は質草の管理にコストがかかるため質屋営業法で年109・5%まで認められている。


2013年05月23日木曜日


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