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韓国紙記事 広島や長崎などから厳しい批判
5月23日 17時41分

韓国紙記事 広島や長崎などから厳しい批判
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韓国の大手新聞の中央日報が「日本に原爆が投下されたのは神の懲罰だ」などとする記事を掲載したことについて、広島市や長崎市などから厳しい批判が相次いでいます。

広島市長「読むに耐えない」

広島市の松井一実市長は、記者団に対し「神の懲罰だなどという論理展開をしていること自体、読むに耐えない記事だ。被爆者や、被爆者の核兵器廃絶への思いを共有する日韓両国の多くの国民の気持ちを傷つけることをなぜするのか分からない」と厳しく批判しました。
松井市長は、今回の記事について「抗議する以前の記事だ」とする一方で、今後、同じ被爆地である長崎市とも協議して、抗議するかどうかを検討する考えを示しました。

長崎市長「多くの人傷つけるひどい記事」

長崎市の田上富久市長は「報復のためになら核兵器を使ってもいいと捉えてもおかしくない、本当に多くの人を傷つけるひどい記事だ。こういった問題は、日韓関係が悪化するなかで起きやすくなるので、市民レベルや都市外交レベルでも互いの文化に対する理解を深め、友好関係を築いていけるよう努力していくことが大切だ」と話しています。

「明らかに間違った報道」

長崎の原爆で被爆した原水禁=原水爆禁止日本国民会議の川野浩一議長は「原爆をはじめ、非戦闘員を巻き込んだ残虐な行為を許してはならないという認識が世界で広まるなか、『神の懲罰』という核兵器を肯定するような報道は明らかに間違っている。一緒に核兵器廃絶に向かっていくべきで、冷静になってほしい」と話しています。

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韓国紙「原爆投下は神の懲罰」 (5月23日 12時5分)

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