生野区連続通り魔事件
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生野区連続通り魔事件(いくのくれんぞくとおりまじけん)とは、2013年5月に大阪市生野区で60代の男女2人が次々と刃物で刺された[1]通り魔傷害事件。
事件の概要 [編集]
2013年5月22日午前5時15分頃、生野区新今里で、近くに住む韓国籍の男(31歳)[2][3]が通行人に「生粋の日本人ですか」と尋ねながら次々に繰り返し刺傷した[4]。通行中の新聞配達員の日本人男性(61歳)とビル清掃員の日本人女性(63歳)が犯行のターゲットにされ、被害者は腹部、背中などを執拗に何度も刺突された[4]。110番通報を受けた大阪府警察生野警察署員が、現場付近の路上で日本人男性が倒れ、さらに南西数十メートルの路上でも刺された日本人女性がうずくまっているのを見つけ、文化包丁を持って日本人女性のそばにいた男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した[3]。
犯人は3年前から精神疾患で入退院を繰り返しており[5]、犯行後「日本人なら何人も殺そうと思った」と供述を行っている[4][2]。
脚注 [編集]
- ^ 大阪・生野区 通り魔か 男女刺され重傷 31歳男を逮捕|MBSニュース(2013年5月22日)
- ^ a b “逮捕の韓国籍男「日本人を殺す」”. FNN. (2013年5月22日) 2013年5月23日閲覧。
- ^ a b “商店街で刺され男女重傷=殺人未遂容疑、31歳男逮捕―大阪府警”. 時事通信社. (2013年5月22日) 2013年5月23日閲覧。
- ^ a b c 「日本人なら何人も殺そうと思った」 逮捕の男が供述 府警が捜査本部設置 産経新聞 2013.5.22
- ^ 【生野通り魔】逮捕の男、精神疾患で入退院繰り返す - MSN産経west(2013年5月22日)