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九電 玄海原発も運転再開の準備急ぐ5月17日 21時20分
九州電力の瓜生道明社長は17日、都内で記者会見し、鹿児島県の川内原子力発電所と佐賀県にある玄海原発をほぼ同じ時期に運転再開の申請ができるよう、準備していることを明らかにしました。
九州電力は、今月行った電気料金の値上げの前提として鹿児島県の川内原発の1号機と2号機をことし7月から運転再開するとして、原子力規正委員会の新しい基準が施行されたあと、できるだけ早い時期に運転再開を申請する方針です。
これに関連して九州電力の瓜生社長は17日、都内で開かれた記者会見で「川内原発と佐賀県にある玄海原発の運転再開の申請時期を極力そろえられるよう作業を急いでいる」と述べ、玄海原発の3号機と4号機についても、川内原発とほぼ同じ時期に運転再開を申請できるよう準備していることを明らかにしました。
実際の申請時期について瓜生社長は、原子力規制委員会の審査体制を見極めて判断したいとしたうえで、「運転再開を申請した発電所が長期間にわたって安全性の確認がされないことがないよう、同じタイプの炉をまとめて審査するなど対応を検討してもらいたい」と述べ、柔軟な対応を求めました。
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