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市立甲府病院 放射性物質投与問題で調査委
5月17日 6時11分

市立甲府病院 放射性物質投与問題で調査委
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甲府市の市立甲府病院で、子どもに学会の基準を上回る放射性物質が検査薬として投与されていた問題で、専門家などによる調査委員会が設置され、原因を究明する作業が始まりました。

市立甲府病院では、おととしまでの12年間で、80人余りの子どもに、学会の基準を上回る放射性物質を含む検査薬が投与されていたことが明らかになっています。
甲府市は、原因を究明するため、日本核医学会のメンバーや医療の安全管理に携わる医師、それに弁護士ら5人による調査委員会を設置し、16日、初めての会合が病院で開かれました。
会合は非公開で、市側からこれまでのいきさつなどが説明されたということです。
会合のあと会見した、調査委員会の委員長で名古屋大学附属病院の長尾能雅副院長は、「この問題に至る詳細な経緯を把握することが、調査のうえで重要だ」と話し、原因や責任の所在を解明するため、病院の関係者から聞き取り調査などを行う考えを示しました。
調査委員会は、今年度末を目標に、原因についての報告と再発防止策をまとめることにしています。

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