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米の巨大竜巻 捜索は継続へ
5月22日 18時21分

米の巨大竜巻 捜索は継続へ
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アメリカ南部・オクラホマ州で発生した巨大な竜巻の被災地では21日、がれきの中に取り残された人がいないか捜索が続けられるとともに、避難していた住民が自宅に戻り、がれきの後片づけをする姿が見られました。

オクラホマ州を襲った今回の竜巻では、州当局によりますと、これまでに子ども9人を含む24人が死亡、237人がけがをしました。
現場では21日も、レスキュー部隊などが建物を1軒1軒回って住民の安否を確認し、捜索を終えた所には赤い印をつけていました。
地元の消防は、これまでに被災地全域について捜索を終え、今後、新たに行方不明者などが見つかる可能性は低いとしています。
このため、あと数回、被災地全域の壊れた建物の内部を捜索し、そこで取り残された人が見つからなければ捜索活動を終了する方針だということです。
一方、被災した住民たちは教会やコミュニティセンターなどに避難しており、各地から届けられた水や食料などの支援物資が配られていました。
21日には多くの住民が壊れた自宅に戻り、後片づけをする姿が見られ、中にはがれきから家財道具を取り出したり、取り残されていたペットの猫を見つけ、抱き上げて喜んだりする人の姿も見られました。
今回の竜巻では大きな被害が出たものの、いまだに被害の全容は分かっておらず、州当局などは捜索や被災者の支援を行うとともに、被害状況の把握に努めています。

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