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【プロ野球】マー 今季初完投で開幕7連勝2013年5月23日 紙面から
◇楽天2−1巨人楽天の田中が今季初完投で開幕7連勝。1回に先頭打者の長野に一発を浴びたが、その後は再三、走者を背負いながら要所を締めた。打線は1回にマギーの犠飛で追い付き、5回に再びマギーの犠飛で勝ち越した。巨人は3連敗。 ◇ 同世代対決に完勝。楽天のエース田中が「スミ1」で今季初完投勝利を飾った。09年に並ぶ自己最多の開幕7連勝で、昨年からの連勝も11に伸ばした。「88年会」の共同発起人でもある坂本を抑え込み、沢村にも投げ勝った。チームを3連勝に導き、貯金も今季最多の4に増やした。 最後の打者を中飛に打ち取り、ナインとハイタッチを交わす。勝利の儀式が心地よい。「勝ったことが大きいです。チームが連勝中だったし、良い形で次の試合にバトンを渡せたと思う」。113球。9イニングを投げきった充足感に浸った。 滑り出しで頭を殴られた。「人生で初めて」という先頭打者弾を長野に浴び、「あー、やっちゃったな」とマウンドで苦笑い。しかし、すぐに気持ちを切り替え、2回以降はスコアボードに8つの「0」を並べた。注目の同世代対決でも田中に軍配が上がった。坂本には4打席で2奪三振、無安打に封じた。1点リードの8回2死一、三塁では初球のフォークが高めに浮いたが、結果オーライの右飛。「1本でも打たれると、後でうるさいので良かった」と笑った。 ヤンキース、レンジャーズなど複数のメジャー球団が視察する中で、重量打線を相手に格の違いすら見せつける投球。今季初の満員札止めとなる2万1354人のKスタでお立ち台。「巨人戦以外も見に来てください」と声を張り上げた。 無傷の白星街道をひた走る右腕に、星野監督は「エースの投球? その通り」とご満悦。絶大な信頼を受ける田中も「シーズンが終わるまでいきたい。チャンスはある」と無敗での20勝宣言で応えた。最強右腕は走り続ける。 (井上学) PR情報
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