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米 今月中旬から竜巻相次ぐ
5月21日 11時41分

巨大な竜巻の発生したアメリカの南部や中西部では、例年は4月ごろから竜巻が発生し始めますが、ことしは気温の低い状態が続いたため最近まで被害が出るような大きな竜巻はありませんでした。
しかし今月中旬ごろからこの地域の気温が上がりはじめ、湿度が高くなるなど竜巻が発生しやすい気象条件となり、今月15日には、南部テキサス州の竜巻で少なくとも6人が死亡したほか、18日から19日にかけては、中西部のカンザス州や南部のオクラホマ州で竜巻が相次ぎ、広い範囲で建物が壊れるなどの被害が出て、少なくとも2人が死亡しています。
竜巻は、温かく湿った空気と冷たい空気がぶつかる境目付近で起こりやすく、温かく軽い空気が冷たい空気の上に乗り上げるようにして、急激な上昇気流が生み出されることで発生するとされています。今回の竜巻は、オクラホマ州の西側から冷たい空気が流れ込んだところに南のメキシコ湾から北上した温かく湿った空気がぶつかり、竜巻が発生したものとみられています。

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