名古屋−新潟 前半、チーム2点目のゴールを決める名古屋・玉田(右)=瑞穂陸上競技場で(今泉慶太撮影)
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B組で既に1次リーグ敗退の決まっていた名古屋グランパスはFW玉田圭司(33)のゴールなどで新潟を2−1で下した。鹿島に勝ったC大阪が1位となり、鹿島とともに8強入り。A組は横浜Mと川崎が2位以内を決め、準々決勝に進んだ。横浜Mは清水を2−1で下して1位、川崎は湘南と1−1で引き分け2位。磐田は甲府と引き分けた。準々決勝はACL出場で1次リーグ免除の柏、広島、仙台、浦和を加えた8チームで争われる。組み合わせは30日に抽選で決める。
◆名古屋2−1新潟
忘れかけていた勝利の感触。タイムアップの笛の後、グランパスのサポーターから上がった凱歌(がいか)はしばらくやむことはなかった。4月13日の同じ新潟戦(Jリーグ・2−0)で勝って以来、実に39日ぶりの白星だ。
すでに1次リーグ敗退が決まっている状況で迎えた最終戦。過密日程の中であえてベストメンバーを送り出したストイコビッチ監督は、「きょうは勝つことが重要。悪い結果を止めたかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
消化試合でも勝利を追求したグランパスに対し、久々に運が味方した。先制点はMF藤本のFKがオウンゴールを誘ったもの。2点リードから1点差に迫られた後は何度か同点のピンチを招いたが、GK楢崎を中心に粘守でしのぎきった。
ちょっとしたスキをつかれ、逆転負けを喫し続けた最近のパターンとは好対照。楢崎は「今のウチは『追い詰められた感』を全員が共有しないといけない。1点差に迫られても前向きにプレーできた」とチームの一体感を勝因に挙げた。
内容には課題が山積み。敵将の柳下監督から「名古屋はだいぶ緩い」と酷評されたように、特に守備面で修正の必要はある。それでも、MF小川はポジティブにこう語る。「完勝ではなかったし、タマタマの勝ちだったかもしれないけど、勝ったこと自体が大きい。土曜日(25日)に本当の勝利をつかみます」
次はJリーグで7試合ぶりの勝利を目指すアウェーでのC大阪戦。この1勝から、風向きが変わる。
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