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新井良ヒーローならず 延長適時打惜しい、今季初猛打賞にも淡々

交流戦  阪神6―6ロッテ (5月22日  QVC)

 ヒーローになり損ねた。阪神・新井良は延長11回2死一、二塁で松永から左前打を放ち、二塁走者の鳥谷が本塁突入を試みるも憤死。1点を追う4回には2死二、三塁から中前へ一時逆転となる適時打を放ってもいた。今季初の猛打賞も「1球1球大事に打つだけ。ランナーがいたら還す、いなかったら出塁する。コンパクトに振るだけです」と引き分け後は淡々と振り返っていた。

 ≪意地の強行出場≫新井貴は右足を負傷した。延長11回1死から遊ゴロを放った今江と一塁ベース上で接触した。右足の脛(すね)付近を蹴られた形となった。駆け付けたトレーナーを振り切って強行出場。しかし延長12回の守りから野原に交代した。試合後に軽症を強調。「蹴られたのかな…。大丈夫だと思う」。あくまでも負傷部位の状態次第ながら、23日の第2戦にも出場する模様だ。 試合結果

[ 2013年5月23日 06:00 ]

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