2DAYS
2夜連続コンサート。
僕にとってはかなり珍しい事なのです。
まずは、TOM TOM CLUB.
素晴らしい演奏でした。みんなプロ。場慣れしてる。
なんですが、、観てる間になんだかどんどん不安になり、苦しくなり、悲しくなり、。
いや、バンドに罪はない。個人的な気持ちの揺れ。
いや、バンドはこんなんに気持ちを揺さぶるほどの良い演奏をしてる、とも言える。
よく考える事がある。「僕はどこかで自分を見失っていないのか?」と。
どこかのタイミングでスーツを来て社交を楽しむとか、もう少し"普通"の大人に変化できたのでは?と。
みんな盛り上がってる、みんな楽しんでる。
そう、素晴らしい演奏、素晴らしいパフォーマンスだから、。
でも僕は自分の事を棚にあげ邪な考えを持ってしまう。
「60を過ぎた人達が派手な恰好をして、30年前のヒット曲を、40~50歳の前で演奏する」
そう、これも音楽の楽しみ方というのは理解しているんです。
それでもどこかに、「これ、本当にダウンタウン・ロッカーズの姿なんだろうか?」と思ってしまう。
そして、僕自身、「何やってるんだろう?」と振り返ってしまう、、。
年を取るとはこういう事でもある。残酷に時間は過ぎる。
2日目
THE END
これは初めての経験だった。テクノロジーの進化は凄い。
こんな見せ方が出来るなんて、。
さて、ここで僕が理解した事。
僕は一生懸命ストーリーを理解しようと必死だった。
全く入ってこない。全く心に入ってこない。
頭でがんばって理解するのが精一杯だ。
子供の頃、カタカナの電報を読んだ時の感情と似てる。
ハイテクは頭の体操にはなるが、心に響かない。
響く必要がない。だって人間じゃないし。
それを楽しめばいいのか、、。
「人には匂いがあるの?」みたいなフレーズが印象的だった。
「死ぬ時が一番臭い、、」そうか、そうだ。考えてもなかかった。
ステージの上でキーボード演奏してるシルエットが見えてた。
あ、ライブで演奏してるのかな、、凄いな、、と思ってた。
気がつけば、そのキーボードのそばには誰もいない。でも音楽は今までと同じように流れ続ける。
あれ、生演奏じゃないの?
どうなんでしょう?なんか少し説明が欲しいな、。
最新音楽事情について行けてない。悲しい。
でも、音楽とかコンセプトとか素晴らしかった。
で、結論をいうと、
MIKU GOT NOTHING ON ME.
初音ミクには興味がないんだ、、。