死体遺棄:妻の死体を海岸に埋める 夫らを逮捕 福岡県警
毎日新聞 2013年05月21日 02時11分(最終更新 05月21日 02時13分)
福岡県警は20日、妻の遺体を遺棄したとして、福岡市中央区谷1、夫で自動車運転代行会社経営の韓国籍、内野忠(51)=本名・崔忠=と、同県糸島市篠原東1、同従業員、西村伸二(49)の両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。県警は内野容疑者の供述に基づき、同日午後、同市志摩桜井の大口海岸で、内野容疑者の妻で共同経営者の内野美樹さん(当時50歳)の遺体を発見した。県警は同日、糸島署に捜査本部を設置した。
内野容疑者は容疑を認めているが、西村容疑者は「埋めたりしていない」と否認しているという。21日、司法解剖して死因を調べる。
逮捕容疑は、昨年11月27日ごろ、両容疑者は共謀し、同海岸の砂浜に深さ約1メートルの穴を掘り、美樹さんの遺体を埋めたとしている。県警によると、美樹さんはあおむけで横たわっており、目立った外傷はなかったという。
内野容疑者は昨年11月30日、同署に「妻が行方不明になった」と届け出ていた。周囲に「妻は実家に帰っている」と話していた。逮捕時には知人の女性方にいたという。【川上珠実、尾垣和幸】