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“放射線の基礎”学ぶ 県消防学校で11本部の38人研修

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放射線の基本的な知識を身に付けた研修
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県消防学校は21日、福島市の同校で消防職員特別教育放射線基礎研修を開き、消防職員が放射線の基本知識や高線量地域の消防活動の留意点に理解を深めた。
昨年は県消防保安課が主催したが、今回から同校のカリキュラムの一環として開いた。当面、東京電力福島第1原発事故に伴う放射線の中での活動が続くことから組み入れ、本年度は6月26日と7月19日にも開く予定。
「県広域消防相互応援協定」に基づき、双葉地方への派遣も想定される県内11消防本部から38人が参加。双葉地方消防本部の加勢信二消防係長らが講師を務めた。加勢消防係長は管内での消防活動をスライドなどで紹介。高線量下での消火活動の装備を説明し「マスクを着用し、素手での活動はしない」などと話した。
(2013年5月22日 福島民友トピックス)
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