痴漢の教員と飲酒運転の教頭を停職処分　

　愛知県教委は２２日、電車内で女子中学生に痴漢行為をしたとして県迷惑行為防止条例違反の罪で起訴された一宮市の県立高校の林洋輔教諭（３４）を停職６カ月、酒気帯び運転と速度違反で摘発された豊橋市の小学校の男性教頭（５５）を停職５カ月の懲戒処分にした。いずれも退職願を出しており、２３日付で退職する。

　県教委によると、林教諭は３月２９日午後５時２５分ごろ、名古屋市営地下鉄東山線の伏見−名古屋間の車内で、女子中学生の胸を触った。教諭は「１０回くらい痴漢をした」と話しているという。２１日に懲役４月、執行猶予４年の判決を受けた。

　豊橋市の男性教頭は４月５日午後５時ごろ、学校から自宅へ帰る途中、車内で缶ビールを飲んだ上で自家用車を運転し、制限速度４０キロのところを１５キロ超過で摘発された。さらに、呼気からアルコールが検出され、９０日間の免許停止処分を受けた。

（中日新聞）