Windows XP をご利用中のお客様に重要なお知らせ
Windows のセキュリティ更新を受け続けるには、お使いの Windows XP を Service Pack 3 (SP3) に更新しておく必要があります。また、Windows XP SP3 のサポートは 2014 年 4 月 9 日 (日本時間) に終了します。この期限以降もWindows XP をご使用になる場合は、Windows のセキュリティ更新を受けるには、Windows 8 のような新しいバージョンにアップグレードする必要があることにご注意ください。詳細は、Windows XP サポート終了の重要なお知らせをご覧ください。

アプリケーション ログにイベント ID 8 が出力される

文書番号: 317541 - 対象製品
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現象

以下に示すイベント メッセージのいずれかまたは両方がアプリケーション ログに出力されることがあります。

メッセージ 1
種類 : エラー
ソース : crypt32
分類 : なし
イベント ID : 8
日付 : date
時刻 : time
ユーザー : user name
コンピュータ : computer name
説明 :
<http://www.download.windowsupdate.com/msdownload/update/v3/static/trustedr/en/authrootseq.txt> からのサード パーティのルート一覧シーケンス番号の取得を自動更新できませんでした。エラー: タイムアウト期間が経過したため、この操作は終了しました。
詳細な情報は、http://support.microsoft.com の [ヘルプとサポート センター] を参照してください。
メッセージ 2
種類 : エラー
ソース : crypt32
分類 : なし
イベント ID : 8
日付 : date
時刻 : time
ユーザー : user name
コンピュータ : computer name
説明 :
<http://www.download.windowsupdate.com/msdownload/update/v3/static/trustedr/en/authrootseq.txt> からのサード パーティのルート一覧シーケンス番号の取得を自動更新できませんでした。エラー:指定されたサーバーは、要求された操作を実行できません。
詳細な情報は、http://support.microsoft.com の [ヘルプとサポート センター] を参照してください。

原因

この現象は、ルート証明書の更新コンポーネントが有効になっていて、コンピュータがインターネット上の Windows Update サーバーに接続できない場合に発生することがあります。ルート証明書の更新コンポーネントは、Microsoft Update サーバーから一定の間隔で、信頼されたルート証明機関を自動的に更新します。

解決方法

この問題を解決するには、インターネットに接続するか、ルート証明書の更新コンポーネントを無効にする必要があります。ルート証明書の更新コンポーネントを無効にするには、次の手順を実行します。
  1. コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] をダブルクリックします。
  2. [Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。
  3. [ルート証明書の更新] チェック ボックスをオフにしてから、Windows コンポーネント ウィザードを続行します。

状況

この動作は仕様です。

詳細

ルート証明書の更新コンポーネントは、WinHTTP API を使用して Windows Update サーバーと通信します。コンピュータがプロキシ サーバーの背後にあるときは、Proxycfg.exe ユーティリティを使用してプロキシ設定を設定することが必要な場合があります。Proxycfg.exe を使用して WinHTTP を構成するには、以下の手順を実行します。
  1. "<Systemroot>\System32" フォルダから Proxycfg.exe ユーティリティを起動します。"<Systemroot>\System32" フォルダ内に Proxycfg.exe ユーティリティがない場合は、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) を参照してください。
    830605 WinHTTP 5.1 用の構成ツール Proxycfg.exe について
  2. 使用するプロキシ サーバーの名前を確認します。
  3. コマンド プロンプトで、Proxycfg.exe ユーティリティに次のいずれかの設定を指定してコンピュータを構成します。
    • WinHTTP の現在のプロキシ設定を表示する場合は、proxycfg と入力し、Enter キーを押します。デフォルトでは、現在のプロキシ設定は "直接アクセス" になっています。Microsoft XML Parser (MSXML) 3.0 SP1 以前を使用している場合は、現在のプロキシ設定が "-not set-" になっていることがあります。その場合は、proxycfg -d と入力し、Enter キーを押して WinHTTP 用のデフォルトのプロキシ設定を復元します。
    • サーバー間の接続でプロキシ サーバーを使用しない場合は、proxycfg -d と入力し、Enter キーを押します。
    • サーバー間の接続でプロキシ サーバーを使用するには、proxycfg -p と入力し、使用するプロキシ サーバーを入力して、Enter キーを押します。また、プロキシを使用せずにアクセスするサーバーのリストをオプションで追加することもできます。使用するプロキシ サーバーや、プロキシを使用しないアクセス先を指定する際の形式は、Proxycfg.exe ユーティリティの ReadMe.txt ファイルで調べることができます。
    • Internet Explorer でインターネットに接続するために使用する設定からプロキシ情報 (WinInet 設定とも呼ばれます) をインポートし、そのプロキシ情報を WinHTTP 設定に取り込むには、proxycfg -u と入力し、Enter キーを押します。
  4. Microsoft Internet Information Server (IIS) を停止し、再起動します。
次に、Proxycfg.exe を使用するいくつかのコマンド ラインの例を示します。
  • 例 1 : proxycfg -d -p my Proxy Server:80 "<local>"

    この例は、Proxycfg.exe の最も一般的な使用方法を示しています。このコマンドでは、HTTP サーバーの場合でも HTTPS サーバーの場合でも、"my Proxy Server" という名前のプロキシ サーバーとポート番号 80 を使用してサーバーにアクセスするように指定しています。ただし、ホスト名にピリオドが含まれていない場合は例外であり、-d オプションは無視されます。
  • 例 2 : proxycfg -p my Proxy Server

    この例では、HTTP サーバーの場合でも HTTPS サーバーの場合でも、"my Proxy Server" という名前のプロキシ サーバーを介してサーバーにアクセスするように指定しています。ここでは、プロキシ サーバーを使用しないサイトの一覧を指定していません。
  • 例 3 : proxycfg -p "http=http_proxy https=https_proxy" "<local>;*.microsoft.com"

    この例では、HTTP サーバーには http_proxy を介してアクセスし、HTTPS サーバーには https_proxy を介してアクセスするように指定しています。ただし、名前にピリオドを含まないローカルのイントラネット サイト、および .microsoft.com ドメイン内の任意のサイトへのアクセスには、プロキシを使用しません。
インターネット接続の問題のトラブルシューティングを行う方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
314095 Windows XP におけるインターネット接続の問題で考えられる原因のトラブルシューティング方法

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 317541 (最終更新日 2005-03-24) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 317541 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 10.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition for Itanium-Based Systems
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
  • Microsoft Windows XP Service Pack 1 を以下の環境でお使いの場合
    • Microsoft Windows XP Home Edition
    • Microsoft Windows XP Professional
    • Microsoft Windows XP Professional 64-Bit Edition (Itanium)
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
キーワード: 
kberrmsg kbenv kbprb KB317541
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