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「青森から芸能界へ」追い風
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主演のソン・ジュンギさん(中央、子供を抱いている男性)を囲むアンオリーブの黒島代表(左端)とメンバーら=昨年8月、三沢市の青森屋 |
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八戸市に拠点を置く市民参加型モデルクラブ「アンオリーブ。」(黒島弘康代表)の所属モデル・タレントの出演作品が脚光を浴びている。昨年、韓国で人気を博した韓国ドラマ「チャカン男子」の青森ロケや、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」にメンバー多数が出演し、番組を支えた。東北での芸能活動は仙台集中が続いているが「青森から芸能界へという夢に近づいてきた」と、黒島代表は追い風を感じている。
「チャカン男子」は、青森−ソウル線の維持・利用拡大のため、県や弘前市などが青森ロケを誘致したもの。アンオリーブのメンバーは昨年8月、十和田市の奥入瀬渓流グランドホテルや三沢市の青森屋でのロケに参加、主演のソン・ジュンギさんと共演した。全20話の平均視聴率は15%超で、年末に韓国のドラマ大賞を受賞した人気番組だという。メンバーが参加したのは第5話。6話には参加していないが、弘前ねぷたの場面が使われている。ドラマは日本でも9日から6月5日まで、月〜金曜日の深夜帯に衛星放送で放送されている。
一方、「あまちゃん」では昨年10月と今年2月の撮影に当たり、アンオリーブが県内オーディションの窓口になった。4年前のNHKドラマに所属モデルが出演したのが縁で、声が掛かったという。番組には10代から60代までの男女延べ42人のメンバーが出演。熱狂的な鉄道ファンや男子高校生、観光客、地元の子供役などで随所に登場し、せりふや役名が付いたり、主演の能年玲奈さんや母役の小泉今日子さんと絡んだりする場面もあった。
アンオリーブは2006年12月設立。所属メンバーは、当初の10人弱から現在は140人まで増加。タレント活動の拠点を東京から故郷の八戸市に移した百香さん(27)を筆頭に、テレビ番組、CM、広告媒体などに出演している。黒島代表は「東京に行かなくても、青森で夢を実現し、発信できることを示したい」と話している。
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