出会い系サイトで知り合った女子中高生２人に裸の画像を送らせたとして、大阪府警は２１日、兵庫県川西市の市立川西南中教諭、高橋聡伸（あきのぶ）容疑者（４１）を児童買春・児童ポルノ禁止法違反（製造）の疑いで再逮捕したと発表した。府警サイバー犯罪対策課によると、宿題を代行した見返りなどに画像を提供させていたとみられる。

　容疑は、２０１１年１０月〜１２年２月、当時高校２年で１６歳だった福島県の少女と中学３年で１５歳だった北海道の少女（当時）に、上半身裸の画像計４枚をパソコンにメールで送らせ、児童ポルノを製造した、としている。高橋容疑者は容疑の一部を否認しているという。高橋容疑者は女子中学生にみだらな行為をしたとして逮捕されていた。

　府警によると、福島県の少女は１１年８月、出会い系サイト掲示板に「課題をやってくれる人を探しています」と書き込んだ。これを見た高橋容疑者が、少女の読書感想文を書いたり現金４万円を入金したりした後、裸の写真を要求したという。【畠山哲郎】