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遠隔操作事件 山中から記憶媒体5月21日 15時2分
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パソコンの遠隔操作事件で、元日に送りつけられた犯行声明メールの内容どおり、東京郊外の山から、遠隔操作ウイルスと同じものとみられるプログラムが入った記憶媒体が見つかり、警視庁は一連の事件で逮捕された男が埋めた疑いがあるとみて調べています。
ことし1月1日の未明、報道機関などに送りつけられた犯行声明メールには、東京や埼玉などの境にある雲取山の山頂とみられる写真と、透明の袋に入った記憶媒体などの写真が含まれていたほか、遠隔操作ウイルスのプログラムが入った記憶媒体を山頂に埋めたことを示す内容が記されていました。警視庁などは、この日のうちに山頂の一部を掘って調べましたが、記憶媒体は見つからず、今月16日に改めて捜したところ、山頂の土の中から写真と同じものとみられる袋に入った記憶媒体が見つかったということです。
この記憶媒体からは、一連の事件で使われた遠隔操作ウイルスと同じものとみられるプログラムが見つかったということで、警視庁が解析を進めています。
また、警視庁によりますと、犯行声明メールが届く前の去年11月、一連の事件で逮捕された片山祐輔容疑者(31)の車が、雲取山の近くを走っていたことが確認されているということで、警視庁は片山容疑者がこの記憶媒体を埋めた疑いがあるとみて調べています。片山容疑者は一連の事件について、一貫して関与を否定しています。
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