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│<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│「竹の森遠く」の内容 (2)
カテゴリ:小説&本の話
昨日書いた「竹の森遠く」ですが、これを読んだ方がエンコリで物語の流れを書いてくれたので、大体の内容が分かりました。
So Far from the Bamboo Grove読了(,,゚Д゚)y━~ (enjoy korea) 消されるかもしれないので、こちらにも書いておきます。 物語の流れは、概ね次の通りである 1・主人公(11)は母、姉(16)、兄(18)とともに満洲との国境にほど近いNanamに住む(父は満洲務めの政府高官) 2・東京大空襲の直後頃、Yokoは陸軍病院に傷痍軍人を慰問。Corporal Matsumuraと知己を得る。(慰問に際してYokoはキモいから嫌だと駄々をこね、母と姉に無言の圧力で強制慰問させられる) 3・兄はお国のためにと予科練に応募。反対する母と大喧嘩になるも、筆記で落ちて工場勤務。 4・毎晩のように空襲警報が続き、Yokoはいつもサイレンで夜中に起こされる。(爆撃の記述はない) 5・ある晩、Corporal Matsumuraがソ連軍の上陸を伝え、すぐに逃げるように指示。満洲の父、工場勤務の兄を残し、Yokoと姉のKo、母は防空壕に備えてあった非常食や着物を持ってすぐに駅に向かう(兄とは京城駅で落ち合う予定)。途中、演習中の朝鮮共産軍(Korean Communist Army)とすれ違うも、辛くもやり過ごす。 6・Corporal Matsumuraの紹介状により、Yoko一行は病人用車両に乗り込む。途中、病人数名が死に、遺体は窓から投げ捨てられる。 7・WonsanでKawashima一家を探しに来た朝鮮共産軍(制服着用)が乗り込んで調べに来るが、医師と看護婦の計らいによりやり過ごす。 8・Wonsanを出て間もなく列車のエンジンが故障。三人は京城から45マイル手前で降り徒歩で京城駅に向かう。 9・三人は捕まることを恐れ、昼は藪の中で寝、夜に線路を頼りに南に向かう 10・八日ほど歩いたところで、近くで爆撃が始まる。時を同じくして一行は三人の朝鮮共産軍に見つかる。彼らは姉を見て「今夜楽しむにはぴったりニダ」と迫るも、運良く近くに爆弾が落ち、朝鮮共産軍は死亡。Yokoは重症を追うも姉と母は無事。 11・三人は以後、髪を剃り落として朝鮮共産軍から奪った軍服を着て行動。Yokoは髪を剃る理由がわからずふてくされる。 12・京城駅の手前で日本の警察の検問を受け、日本の敗戦を知る。Yokoは警察の計らいで病院でしばらく治療を受け(その時の医師Kazuo Takedaは父の大学の同級生)、その後、兄と落ち合うために三人は京城駅に住む。食料調達は主にゴミ箱漁り。 13・駅で日本の老人が「これはわしのじゃ」と言ってYokoから荷物を奪おうとするも、母が叫んで事なきを得る。 14・姉のKoが朝鮮人が女の子を拉致して木陰に連れ込んだり、実際に強姦している場面を目撃(被害女性は日本語で泣き叫ぶ)。三人は再び髪を剃り、姉はさらしで胸を固めて男装する。翌日、釜山駅で待つという兄への書き置きを駅に残し、三人は貨物列車に乗り込んで釜山へ。 15・一行は釜山駅に到着するも、独立祝賀パーティで盛り上がる駅を締め出され、近くの元海軍の倉庫で寝泊りする。倉庫のトイレで女性が四人の男に拉致されて連れられて行くのを目撃。以後、Yokoと姉は男のふりをするため立って用を足す。 16・祝賀パーティーで酔った朝鮮人達が姉のKoに言い寄る。男は「男か女か確かめさせるニダ」と胸を触って来たが、さらしで固めていたので事なきを得る。(彼らはいつも女を漁ってまわり、見つけるたびに外に引き摺り出しては事に及んだ云々) 17・食料調達のためにYokoがゴミ箱を漁っている途中、朝鮮人の強姦を目撃。一行はひとまず日本に帰ることを決意する。 18・引き上げ船に乗って博多に上陸。11月まで港の避難所で兄を待つが、滞在期限が過ぎ、撤収を命じられる。 19・母は青森の実家と連絡を取ろうとするも音信不通。ひとまず青森に赴くことにしたが、途中、母は娘二人を京都で学ばせることを思いつき、途中下車。YokoとKoの転入手続き(Yoko:嵯峨野女学院?、Ko:西安女子学院)を終えると母は単身青森へ。 20・Yokoと姉は復学。しかし家も稼ぎもなく、相変わらず駅に寝泊りし、ゴミ箱を漁ったり空き缶拾いで小銭を稼いだりして食いつなぐ。 21・しばらくして母が青森から帰還。青森の実家は夫方も含めて七月の空襲で全滅。疲れ果てて姉と再会する前に息を引き取る。 22・Yokoと姉は、母の葬式の時に知り合ったMrs. Masudaのはからいで工場の空き部屋に住み始める。以後は姉が裁縫した服や着物を売ったり、空き缶拾いなどをして生活を維持。(母の母の風呂敷の隠しポケットから多額のへそくりを発見するも、非常用に使わずに取っておく) 23・引き上げが博多から舞鶴に変わったため、二人は毎週末兄への伝言を貼りに行く。 24・Yokoが作文コンクールに入賞したことがきっかけで、朝鮮から引き上げて実家を継いでいたCorporal Matsumuraと再開。 25・1946年4月、兄帰還。 ついでに、Yoko達の行動と併行して描かれている兄Hideyoの逃避行を大雑把にまとめると次の通りである。 1・予科練に落ちて工場に勤務している時に朝鮮共産軍が押し入り、友人一人が殺される。 2・急いで家に戻ると、家族はすでに避難。無事だった友人数名とともに南に逃げることを決意。変装用に朝鮮服を借りようと、Kawashima家と家族ぐるみの付き合いがあったLee氏の家を訪れるが、Lee一家は既に朝鮮共産軍により惨殺。怒りに震えるも、とりあえず仲間とともにLee氏の家の服を借りて線路沿いに南に向かう。 3・朝鮮語を話して朝鮮人を装いながら旅を続ける。途中、ソ連兵に行き会い、朝鮮人の振りをして情報を得る。 4・Tanchonの朝鮮共産軍本部で朝鮮人の振りをして仕事を得、晩秋まで過ごす。 5・一行は再び旅立つ。近くの家族を訪ねる友人達と間も無く分かれ、Hideyoは一人で京城を目指す。 6・途中、日本人の一群を見かけて近寄ろうとした矢先、朝鮮共産軍が一軍に発砲し、日本人は全滅、Hideyoは崖の上に待避。 7・朝鮮共産軍もHideyoの隠れる崖に上がって来るも、日本人からの掠奪品の分配で仲間割れし、一人が射殺される。Hideyoは死んだ朝鮮共軍産の服を着て再び旅を続ける。 8・寒さと飢餓で倒れる寸前、民家を見つけて必死で倒れ込む。主のKim氏と婦人はHideyoを介抱し、甥としてかくまう。 9・Hideyoは春先までKim一家を手伝いつつ過ごすが、家族のことを思い出し、再び京城を目指して旅立つ。 10・イムジン河を泳いで38度線を突破。京城、釜山を経て舞鶴に上陸。舞鶴でYokoとKoの伝言を発見。 11・1946年4月、Yoko達と再会。 強姦の危険が最大の恐怖であったYoko一行に対し、Hideyoにとっては朝鮮共産軍による日本人狩りこそが恐怖であり、逆に38度線を突破してからはほとんど話という話もない。兄の逃避行の章は、どちらかと言うと温かい日韓の交流に重きを置いている 物足りないけど、全く分からない状態からは脱却できました。 あとは日本で出版されるのを待つだけ。(多分無理だが) ああそうだ「enjoy korea」でのコメントは気にしないでください。 歴史問題になると、全く話し合いにならず「読まない&調べないで批判する韓国人と、その無知かげんをからかう日本人との言い争い」というのがデフォなんで。 [小説&本の話] カテゴリの最新記事
恐らく日本で出版されないでしょうね残念な事ですが><
日本の中枢に食い込み過ぎてますからね>< 某件 一部、崩壊してますが素直に受け取られないのも事実>< 他所の国の思想、教育なんかは正す事など出来ないですし内政干渉なんですが (まぁ~某国などは平気で踏み込んできては外交のカードとして使いますがねw) 先ずは、やはり日本国内の訳の解らないのを何とかしたいですね>< でも状勢としては・・・・><; (2007年02月07日 22時16分27秒)
DESTINYさん
----- 出版されないでしょうね~。 国より朝○連盟関連や層化関連からの献金が大切な人たちですから。 どうにかしたいと思っても、所詮烏合の衆でしかない我々。ふぅ・・・ (2007年02月08日 00時13分23秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│ 一番上に戻る│ |
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