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政治
【産経抄】韓国メディアの笑えないイチャモン 安倍首相攻撃にあきれるばかり(5月22日)
かつて人生幸朗・生恵幸子さんの「ぼやき漫才」が一世を風靡(ふうび)した。人生さんが、せちがらい世相をぼやく一方で、時の流行歌をやり玉にあげる。例えば伊東ゆかりさんの『小指の想い出』の「あなたが噛(か)んだ小指が痛い」に「誰が噛んでも痛いわ!」。
▼その上で「責任者出てこい」と叫ぶ。ぼやきというより難癖、イチャモンである。だが観客はそのかわいげに満ちた難癖を喜び、拍手を送ったのだ。しかも最後は殊勝に「わがまま勝手なことばかり申し上げまして」と謝る。上品な「ぼやき漫才」だった。
▼韓国メディアによる安倍晋三首相たたきも、もはや難癖以外の何物でもない。しかもかわいげのカケラもなく、笑えないイチャモンだ。中でも大震災被災地の航空自衛隊基地で、練習機の操縦席に座ってみせた首相を攻撃している、というのにはあきれるしかない。
▼練習機の機体番号が「731」だった。これは細菌兵器実験をしたと韓国などが「憎悪の的」にしている旧日本軍の部隊の番号だ。だから首相の行動は「他人の傷を意図的にほじくり返す行為」だという。一体どこにそんな酔狂なことを考える者がいるというのだろう。
(次ページ)れっきとした韓国一流紙のコラムや社説で…
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