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【プロ野球】

三浦3勝 キヨシがチュー

2013年5月21日 紙面から

オリックス−DeNA オリックスに勝利し、三浦(右)にキスする中畑監督=京セラドーム大阪で(梅津忠之撮影)

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◇DeNA4−1オリックス

 DeNAの三浦が9回途中4安打1失点で3勝目を挙げた。ソーサは2セーブ目。打線は7回に内野ゴロで先制し、重盗で加点。さらに金城の適時打などで4点。オリックスは拙守を連発し、打線は9回に零敗を逃れるのがやっと。

     ◇

 DeNAの番長・三浦がオリックス打線を9回途中まで1失点に抑え3勝目。節目の20勝目をもたらし、チームを3位に引き上げた。「広島戦から調子は上向きだった。前回も球が上ずったのを打たれたけど、調子は崩していないので、やるべきことをやればいいと思った」

 三浦が復調に胸を張った。前々回6日の広島戦で6イニングを2点に抑え2勝目を挙げたが、前回14日の楽天戦は5イニング4失点KOで3敗目。首脳陣は好不調の波を心配していたが、この日は持ち味の制球力が復活。「全部じゃないけど、ほぼ思うところに投げられた」と外角にカットボール、内角にシュートを投げきり8回まで無四球で2安打に抑えた。

 9回1死二塁から坂口に右前適時打を打たれ、新守護神ソーサにマウンドを譲ったが「反省点はあるけどチームが勝って良かった」と顔をほころばせた。

 今季初の中5日だった。「バテ? ないよ。今までもやってるし。それだけの練習はやっているからね」。この日も昼前に宿舎付近の大阪城公園をランニング。ナイターに備えた。「いつものことです。城は見ていませんよ」と笑った。中畑監督は「6回表のチャンスをつぶした後(6回裏を)きちっと0点に抑えてくれた。悪い流れを断ち切ってくれた。大輔大先生に変わったね」と賛辞を送った。昨年のチーム20勝目は交流戦明けの6月22日。約1カ月早い到達がDeNAの好調さを現している。 (後藤慎一)

 

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