'13/5/22
「清盛」書家、厳島神社に書
昨年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を手掛けたダウン症の書家金沢翔子さん(27)=東京都=が21日、廿日市市宮島町の厳島神社に大書を奉納した。
金沢さんは、母泰子さん(69)と一緒に神職のおはらいを受け、本社祓殿(はらいでん)に移動。長さ約55センチの大筆を両手で持ち、約1メートル45センチ四方の紙2枚に「厳島」と一画ずつ、力強く書き上げた。
金沢さんはドラマの放映終了に合わせて、清盛が造営に尽力した同神社への作品奉納を希望した。「心を込めて、いい文字が書けた」と笑顔を見せた。
【写真説明】力強いタッチで文字を書く金沢さん(手前右)。左は泰子さん