'13/5/21
呉市が橋を緊急点検
呉市は20日、道路や線路をまたぐ橋の緊急点検を始めた。広島市でコンクリート片が落下する事故が相次いだのを受けた措置で、2日間で市道の22本をチェックする。
この日は職員6人が2班に分かれ、中央地区と蒲刈町、豊町を回り、主に目視で計12本の状態を確かめた。2009〜12年度に業者が打音検査した際の写真と見比べるなどし、コンクリートのひび割れの進み具合を見た。いずれも異常はなかった。
危険性があると判断した場合は業者に詳しい調査を依頼するか、必要なら補修する。21日は音戸や倉橋など4町と中央地区の計10本を調べる。
市が管理する市道の橋は計975本。おおむね5年に1度、定期点検をすることにしている。