口コミ一覧 : TRATTORIA GANZO

銀座の雑居ビル2階に2012年8月にオープンした小ぢんまりとしたイタリア料理店です。
場所はコリドー街からもすぐ近くの古い雑居ビル2階です。とても分かりにくいので、初めて訪問する際は道順の案内を持参することをお勧めします。

雑誌で何度か見かけて気になっていたのですが、行こうと思った時に予約が取れなかったりして、今回が初訪問となります。

ディナーメニューは、プリフィクスコース5500円が基本ですが、コースメニューにアラカルトの値段も表示されており、単品での注文もOKのようです。

今回は二人で訪問し、二人ともコースをオーダーしました。
アミューズ、前菜（3種類からの選択）、パスタ、魚料理、口直しのシャーベット、肉料理（3種類からの選択）、ドルチェ（3種類からの選択）、カフェです。
ほかにパンが2種類と、グリッシーにが付きます。

料理のクオリティは高く、コスパも優れています。
私は前菜に「牛サガリと小さなサラダ」をオーダーしましたが、小ぶりなセコンドピアッとと言っても良いくらいのポーションでした。
パスタは手打ち麺で、牛肉とアスパラガスのラグーソースで仕上げたもの。こちらは量は少なめです。
魚料理は尾長鯛のソテーですが、皮がパリッと香ばしく、添えられた鮑とフレッシュトマトとともに美味しくいただきました。
肉料理は「鳩」「牛」「鴨」からのセレクトですが、これは二人同じものを選ばなければならないようです。「鳩」は二人で一羽ですが、追加料金が設定されていないのにはちょっと驚きです。私たちはもちろん「鳩」をセレクトしました。

ドルチェも含めて料理は何れも美味しいです。
例えばメインの「鳩」には、各種野菜のグリルが添えられていますが、このジャガイモがとても美味しかったです。小さなところにまで、シェフのこだわりを感じる料理です。

食べ終えるとかなり満腹に。肉料理に鴨や牛を選んだ方は、更に量が多いと思われ、小食の人は食べきれないかも知れません。ただ、アラカルトよりもコースが圧倒的にお得なので、やはりコースで注文するのが良いと思います。

お店は全部で14席ですが、この日は4名テーブルもカップルが使っており、女性同士の二人組を含む全部で5組のお客さんでした。
私たちは18時半の予約で2組目でしたが、私たちで「鳩」は品切れになっていたようです。料理は一人で担当していることもあり、お客さんが立て込んでくるとおのずとお皿の出は遅くなります。
そういう事も含めると、早い時間の予約がお勧めと言えます。

お店は料理人一人、サービス担当一人の二人体制です。
シェフはイタリア料理のシェフっぽくはなく「気難しく頑固な職人さん」と言ったイメージの方です。黒い“ROCKな”Tシャツに、赤いジーンズ、耳にはピアス、髪型は見方によっては軽いモヒカンスタイル。
BGMにかなりヘビーなロックが流れぱなしなのもシェフの個性によるものと思われます。
私の知る中で、もっとも“ファンキー”なイタリア料理シェフかもしれません（笑）。
しかしながら手際は良く、またカウンター越しに各テーブルの食事の進み具合をしっかりとウォッチしているので、良いタイミングで料理が供されます。

サービス担当の方は、こちらのお店に入ったばかりとの事でした。とても丁寧で好感の持てる接客でした。

18時35分に入店し、食事を終えてお店を後にしたのが21時10分過ぎ。まずまずのペースだと思います。この時間内においてシェフとは一言も会話を交わしませんでした。私たちがお店を後にする時も黙々と料理に集中しておられました。

残念ながらシェフのホスピタリティを感じることはありませんでしたが、これだけの食事をいただいて、グラスワインを1杯ずつ飲み、コペルト込みでの明朗会計13600円は、雑居ビルの一室というロケーションを差し引いても素晴らしいコスパだと思います。

何を重視するかで評価の分れるお店かもしれませんが、色々な食事の機会の選択肢の一つとしては充分素晴らしいチョイスだと思いました。

銀座6丁目。
入り口はとても分かりづらく、ちょっと不安になる感じで階段を上ると、
GANZOの入り口のドアがある。

カウンター6席、4名用テーブル、2名用テーブルの小さなお店。
1段高いところにキッチンがあり、カウンターから調理の様子は伺えない。

店内はアットホームな感じ。
カウンターの一枚板は重厚感もあっていい感じ。
BGMは割と大きめのボリュームでRockが流れていて面白い。

カウンター内にはＴシャツ姿のシェフが1人で黙々と調理をしている。


◆お任せコース \5500 （別途パン代￥500）

プリフィクスなんだけど、
パスタとメインの肉料理は帯同者と同じものを選ばなくてはならないらしい。

まずはビール。
ビールはモレッティの小瓶（￥800）のみ。
（なみなみと注げない量なら、グラスをもう一回り小さくすればよいのに・・・とか思ってしまう。）


*アミューズ　トリッパと新玉ねぎの小さなサラダ

これが出てくるまでがまず遅かった・・・。
これぐらい、ホールの女性が盛り付ければ良いのに。
お味は、やや臭みの残ったトリッパと玉ねぎのマリネ。


*はじめ前菜　茨城産仔牛腎臓のソテー、ドライトマトソースサラダ仕立て

3種から選べたので、私はガッツリ系を。
お連れ様はホワイトアスパラとハマグリの白ワイン蒸しを。

ソースはヴィネガーが効いていてサッパリ目。
腎臓はやわらかく美味しいけど、なんだかちょっとボケている。


*手打ちパスタ　国産豚バラ肉とちりめんキャベツのラグーのピーチョ

2種から選べ、これは共通で頼まなければならなかった。
パスタの直前に丸パンが2個づつ。
出てくるのが遅いので・・・パンでお腹が膨れてしまう・・・

パスタ自体のお味は・・・
黒胡椒の印象しか残っていない。


*2番目の前菜　真鯛のソテー、カリフラワーと三陸産わかめの軽い煮込み

皮がパリっと焼かれていて、塩も決まっていた。
この日1番美味しかった！
ごくごくシンプルな味だけど、焼き加減が本当に良かった。
わかめの煮込みはちょっと不思議な感じだったけど、面白かった。


*口直し　グラッパとレモンのシャーベット


*お肉のお料理　フランス産鴨胸肉のロースト、バルサミコソース

大きいんです・・・
何と言うか・・・お魚の前にとっくにパンは食べ終えていて（おかわりは持ってくる気配もない）、
散々待たされているんです・・・
乾杯してからここで既に2時間経過していて・・・、、、、食べるんだけど・・・

残念なぐらいお肉が硬かった。。。
筋ばっているというか、噛み切るのがちょっと大変で、
ひたすら咀嚼している感じ。
他の方のレビューを読んでいるとそんなことはなさそうなので、たまたま運が悪かったのかな・・・？

そして、ちょっとビックリするぐらい塩が強かった…


*デザート　ボネとバニラジェラート

3種から選べます。
この時点で3時間経っているので・・・もう本当にオナカがいっぱいでした。。。


ビールの他にはグラスワイン（白）と赤をボトルで2本。


お店の雰囲気も好きだし、期待をして行っていただけに、ちょっと色々と残念。
カウンターからキッチンが見えていれば、待ち時間が気にならなかったかもしれないが、
これだけ待たされてしまうと・・・と言う感じ。。。
18：30～の予約で店を出たのが22：00（しかも食後のカフェを飲んですぐに出た）。
シェフ1人でやっているから仕方がないのかもしれないけど、
それなら予約の時点でちょっとアナウンスしてほしかったな。

ホールの女性は、感じが悪いと言うワケではないけれど、
笑顔が少なく、余裕のない感じで、お皿などを音を立てて扱う。
ボトルで頼んだワインに関しては一度も注ぎに来ることはなかった・・・。
グラスワイン、小瓶のビールにしても、ボトルを見せることはなかったので、
うーん・・・？と言った感じ。
グラスワインも何種類かの中から選んでいるのだから、ボトルを見せるのが普通だと思うんだけど。

料理の提供が遅いことに関しては仕方ない部分があるにしても、
「お待たせいたしました」の一言って大事じゃない？
料理が来ないから手持無沙汰でパンを食べちゃうんだから、
パンがなくなったら「お代わりお持ちいたしましょうか？」って一言あっても良いんじゃない？

常連になったら楽しくカウンターで食べられるお店なのかもしれないけど、
もう少し全体的に改善の余地アリかな？と言う印象のお店でした。

勤務先から徒歩3分程の場所だから、お気に入りのトラットリアになったら嬉しかったんだけどなぁ。。。

雑誌で見て気になっていました。
先日、大学時代の友達と食事する機会があったので、一緒に行ってきました。

場所は銀座と新橋の丁度真ん中くらいです。
Ｒ２５cafeの近辺にあります。小さなビルの２Ｆです。
調べないで行ったら、ちょっと迷うと思います。

お店は若干暗めの照明です。
カウンター席が2名×3程度。他にテーブル席がいくつかあります。
今回はカウンターにて。

まずはイタリアのビール、モレッティビールを頂きつつスタート。
もちろん、みなさまおススメのコースを頼みました！

▼アミューズ：ツブ貝のマリネ
イタリアンの前菜でツブ貝ってあるんですね。
マリネされたツブ貝は初めてです。初めのビールに合います。

▼前菜：テリーヌ
テリーヌ、オーソドックスですが美味しかったです。
付け合せのトマトも甘くて美味。
※テリーヌに関する詳細は失念してしまいました・・・。

▼パスタ：国産豚とちりめんきゃべつの白いラグーのピーチョ（卵の入ってない白く太目の手打ちロングパスタ）
ピーチョって初めて聞くパスタでした。卵を使わないパスタ、ってあるんだ、と興味津々でこちらを注文。
本当だ、色が白い！なんか不思議。うん、もっちりしていて美味しい。手打ちパスタは美味しい。
ラグーも美味しくてパンにつけて余さず食べました。
そうそう、パンもすごく美味しかったです。こちらももっちり系の食感でした。

▼魚料理：スズキと茹で上げ佐賀産ホワイトアスパラガス
非常にシンプルですが美味しい。
特に驚いたのはホワイトアスパラ。こんなにシャッキリしたホワイトアスパラは初めてです。
水煮で出会う事が多かっただけで、ホワイトアスパラは本来こういう野菜なのでしょうか。また食べたい。

▼お口直し：レモンとグラッパのシャーベット
小さな小さなかき氷のような印象。
グラッパは食後酒なので、甘くてけっこうアルコール強いのですよね。
このアルコールの強さがあるからでしょうか。口に含んだ瞬間にレモンの爽やかさが揮発性のグラッパと一緒に拡がります。
お口直しの役割を十二分に感じました。

▼肉料理：蝦夷鹿内腿のロースト、バルサミコソース
さてさて、いよいよ今日のメインディッシュ。
他のレビュアーさんでジビエをたくさん食べている人がいたので、それにつられて・・・。
蝦夷鹿！ナイフで切ろうとすると、予想を遥かに裏切る感じでスッと切れます。
え、鹿ってこんなに柔らかいのですか！！？？臭みも全くなく。
バルサミコのソースとよく合います。
また、添え合せの芽キャベツが素敵です。春の訪れを感じてみたり。

▼デザート：ヨーグルトソルベの柚子チェッロかけ
あっという間にコース終了。
ヨーグルトソルベはほどよい酸味と、ややねっとりした食感が素敵です。
アイスでもないし、シャーベットでもない。
そこに甘さとアルコール度数を兼ね備えた柚子チェッロをかけて頂きます。
柚子チェッロとヨーグルトを放ることで、口内のバルサミコ感は拭ってくれます。
うん、さっぱり爽やかに。

オーソドックスながらどれも非常に美味しかったです。
欲を言えば、前菜あたりでもうひと驚き欲しかったですかね。
この場所ですので、隠れ家的に使えそうですね。

ソニービルのある通りを新橋方面に向かい、赤いテントの薬局のある角を曲がり、ドトール珈琲のある雑居ビルの２階にあります。
扉を開いて、店内に入るとカウンター席とテーブル席が2つほどあります。

Tシャツにエプロンのオーナーシェフと配膳の女性の二人でお店を切り回しています。
最終的にほぼ満席にはなりましたが、そうなるまでに相当の時間差がありました。
１人客で食事をしに来た者としては、皿と皿の間の時間が無駄に長すぎる。
着席して食べ終えて帰るまでに２時間半かかりました。

呑みを主体にして食べたい人には素晴らしいレストランかと思います。
主眼やコンセプトが明確であれば、良い店かと思います。

コース5500円
前菜
鯛が切れて、カツオに変更されていたので、カルパッチョをあきらめる。
チョイスメニューのチーズの燻製を注文する。
良く燻製されていて噛めば噛むほど美味いチーズはなかなかオツでした。
スパゲッティ
クリーム味のニョッキは小粒で心元ない感じ‥味の基本は悪くなし。
量が少なくて‥次の皿が待ち遠しい。
シャーベット
お酒のシャーベット、車の運転するのでちょっと口にできない。
メイン
蝦夷鹿、ジビエに力を入れられているそうで猛烈に楽しみにしていた。
これを目的に行ったと言って過言じゃありません。
‥羊？くさい羊くさいぞ、こんな鹿は初めてです。
オーダー間違えた？肉そのものが混乱している？
どう考えても私の舌としては、これは鹿と思えませんでした。
ま、牛と言っても銘柄でかなり味が違いますし、そういうこともあるかと存じますが。
私の味覚としては鹿と認められるお肉ではなくたいへん残念でした。
呑む方には好まれるのかな？
デザート
キャラメルアイスがねっとりした食感で美味でした
珈琲がとても良いお豆でしたが、砂糖もミルクも出されず、店側のコンセプトなのかと聞く気にもなりませんでした‥聞きにくい雰囲気なのよね。客をシャットアウトしている感が否めませんでした。客なんて我儘なもんなのだから、もう少し聞く耳を持ち、聞いて出来ることはしてあげて、出来ないことは、説明してできないと伝えるスタンスにシフトするとグッと雰囲気が向上すると思います。

お店は実際尋ねてみなければならないし、いい経験でした。
ご馳走様でした。

昨年末、ディナーで訪問しました。
有楽町の交番前交差点にある阪急モザイクの脇にある道を新橋方面へテクテク。
リクルートビルのある通りを右折、雑居ビルの二階にあるお店です。
店内は本当に狭く、カウンター４〜５席に４人テーブル、2人テーブル席が一つずつあるのみのひっそりした小さなお店です。
女性のフロア係が入口脇に立っており、男性シェフが目の前で料理をする、オープンキッチンがあります。
他には若い平装のカップルが２組、途中入ってきた女性の一人客等、気軽な食事やデートにも利用出来る感じの雰囲気です。

席にはすでに黒い長方形の皿にグリッシーニが一つずつ置かれていました。
ドリンクメニューを受け取り、ページを開くと左はボトルワイン、右はグラスでも提供可能なワインのリストになっていました。
ワインの説明書きが非常に具体的でわかりやすい為、つい色々為したくなりましたが、とりあえず食前にスパークリング、食事中に白と赤を各一杯ずつ、グラスで頂きました。

コースは前菜・ドルチェは各自一品選ぶことが出来ますが、パスタとメインは各テーブル一種類となっていました。

グリッシーニ
スパイスがまぶされた、カリッと香ばしいグリッシーニでした。

クロスティーニ
鶏レバーペーストのクロスティーニです。濃厚なソースにサックリ軽いパンとワインで乾杯♪

前菜
マコモダケと牛ハツの温かいサラダ：私
少し赤い色の牛肉のハツはとても柔らかで臭みがなく、添えられたホースラディッシュのピリッとした味と良く合います。
ハツが苦手と公言していた旦那が、これは旨いね！と褒めていました。
マコモダケはほっくりした食感で美味！もっと食べたくなります・・もう少し入っていたら良いのになぁ。
それと、他に使われている野菜にオッと思わされました。
黒大根や紅芯大根、赤大根などこだわりがあるな〜と好印象☆

北海道産白子のジャガイモ、カリっと焼き：旦那
ほんの一口だけ頂きましたが、かりっとして油を吸い、甘みあるジャガイモに濃厚なとろける白子のハーモニー♪
この組み合わせ、家でも真似したい！！

パン
手作り感のある丸いパンが二個ずつ提供されました。
さくっと感のある皮の中はふんわりもっちりのパンで、美味しかったです。

パスタ
ペコリーノトスカーノと百合根クリームソースのジャガイモのニョッキ
ユリ根＆チーズが好きなので注文即決定です。
コクのある濃厚なチーズソースにほっくりしたゆりねともっちりニョッキがベストマッチ☆
これはチーズ好きにはたまらない美味しさですね～。
茶碗蒸しや炊き込みご飯、金団、グラタンなどの料理にゆりねは使っていましたが、今後はパスタにも使ってみます。

魚料理
尾長鯛のソテー大浦ごぼうのクレーマ
牛蒡のソースとは珍しい・・とちょっとなめてみると、濃厚な牛蒡風味、土の物の味です。
これを鯛に添えて食べると・・土っぽい風味が消え、鯛のソテーにとてもマッチした味わいになります。
不思議！！山と海の物なのに・・牛蒡と鯛ってこんなにあうものなんですね～。

口直しのデザート
柑橘系のシャーベットです。柑橘系の香りと冷たさで口の中がサッパリする上、お腹も少し落ち着きます。

メイン
蝦夷鹿のソテーバルサミコソース
クレソンやロマネスコ、焼野菜が添えられた蝦夷鹿のソテーです。
赤身の肉は臭みなく柔らかに焼き上げられていて、上にペッパーが添えられています。
バルサミコソースは煮詰められて甘い風味になっていて、シンプルに焼き上げられた鹿肉にコクのある風味と甘みをプラスしてくれます。
シンプルだけど、旨みと食感、そして食べ応えある満足なメイン料理でした。
小さくのったロマネスコが旦那と共に超ツボでした！！以前はカリブロとか言う名前でスーパーで見かけたんですけどね（笑）

ドルチェ
いちごのミルフィーユ：私
パイ皮はとてもサックリ食感良く美味しかったですが、新鮮な驚きはありませんでした。

トルタ　カプレーゼとジェラート：旦那
一口頂きましたが、しっとりしたケーキと甘さちょうど良いキャラメル風味のジェラートで、
コーヒーと共にほっとひと息つけるお味でした。

野菜や素材へのこだわり、アイデアなどがとても良くセンスがあると感じました。

それと、料理された素材の食感や火の通し具合、味付けが・・・シンプルだけれど味わい深い。
盛り付けは男性的でオシャレではないですが、この場所でこの素材、内容でこの価格は相当頑張られているんだろうなと思ってしまいます。
シェフの方はこだわりある料理人！といった風貌の方で気さくにカウンター席の女性とも話をしていました。

この界隈で気軽に美味しいイタリアンコースが食べたい！と思ったら是非また行ってみたいと思えるお店でした。

友人とのクリスマス会でこちらを予約。
お店、本当に分かり難い場所にあります。思わず電話しちゃったよ。すいません。
入っていくと、え、ここ？って感じの普通のビルの一室にあります。
銀座にはよくあることなんですけどね。

お店はカウンター6席程と、2人がけ、4人がけのテーブル席。うーん狭き門だ。
つくづく私は予約運に恵まれてる・・・（大体思ったとおりに予約できちゃう）

席に着くとワインリストを見せてくれます。とりあえずグラスワイン白をいただきます。
友人はお酒飲めないので、ペリエで。
というか後で分かったのですが、こちらの店はお料理のコスパが異常にいいので、
お酒頼んであげないとお店の儲けがあまり無いのではないかと・・・（汗）
あんまり飲まずにすみません。

さて、アラカルトでも頼めるのですが、お任せコースが5500円（パン代500円が別）なので、
どう考えてもアラカルトよりお得だ（食事食べる人にとっては）！ということでそちらに決定。
前菜とデザートはそれぞれにチョイス。メインとパスタは二人でシェアのスタイルです。

まずはアミューズ、クロスティーニ。ふむふむ、驚きは無いけどなかなか美味しい。
ワインを進めるのにいい品ですね！

そして前菜、私は北海道産白子のジャガイモ、カリっと焼き、トマトソースと小さなサラダ。
かりっと揚がった表面のジャガイモ衣が香ばしく、中のとろっとした白子との対比が素敵。
白子そのものを楽しむには、やっぱり白子ポン酢とかのほうがいいと思うのですが、
揚げることで食感の対比を楽しめるし、食べやすくお酒にも合う感じ。

パスタ。今回は蝦夷鹿のラグーのピーチョ（卵の入ってない白く太目の手打ちロングパスタ）。
蝦夷鹿が食べたかったの♪ピーチョってのは食べたこと無かったです。
さてさて・・・むむ！これは・・・美味しい！！食感がすばらしい！
手打ちパスタって表面がつるっとしてて、もちもちした食感だけどコシが無いというイメージだったのですが、
こちらのは違う。つるっともちもちはしているのに、コシがある！これは初めてだ～！
蝦夷鹿はかなり大き目の挽き具合で、ソースは濃い目の味でパスタに合う。

二つ目の前菜、黒ソイだか黒ムツだかのグリル（すみませんあやふやで・・・）に
ゴボウのチップスと縮みほうれん草（多分）が添えてある。ふっくらとした焼き具合で、生っぽい感じはなく、でもジューシーです。
縮みほうれん草は宮城でよく食べていたので懐かしい気持ちになりました。美味しいです。

お口直しのグラニテ。割とお酒がしっかりしてる感じのリキュール的なシャーベットだったかと。
爽やかにいただけます。

メイン。和牛のソテーだったと思います。確か喉の近辺のお肉で、部位の名前が珍しくて覚えられなかった・・・
まずそのボリュームにびっくり。コース後半でのメインにしては大きい！これは男性でも満足できる量ですね。
脂は少なめ。中はかなりレアな感じ。うーん味がぎゅっと詰まった部位です♪血の味やクセはほとんどありません。
付け合せにクレソンや、百合根、ゴボウのピューレが合わせてあり、冬を感じさせてくれます。

デザート、私はヨーグルトのジェラートにアフォガード的に柚子リキュールをかけたものを。
この柚子リキュール美味しいな～♪普段からグラッパのようにいただきたい♪
ジェラートは結構空気含有量が少なめに感じました。こっくりした味わいです。

他にパンと、カフェ（もしくはエスプレッソ）が付きます。


サービスは女性一人で行っているので（たまにご主人が手伝う）、電話が多かったりすると
若干手が足りなさそうな時間帯もあるので、寛大な気持ちで待ちましょう。


量といい味といい、コストパフォーマンスに非常に優れたお店です。しかも銀座で。
これは使えるお店を見つけてしまいました。
予断ですが、以前高評価をつけたトラットリア・築地パラディーゾのシェフと高校の同級生だそうで、
その縁でなのか、お手洗いにショップカードが置かれていました。
どちらも美味しいお店です♪
（※指摘がありましたので、口コミこの部分修正しました）

ご馳走様でした～！

銀座。
クリスマス前、それはこの街が一年の内で最も輝きを放つ時期である。
「金」で買えるおよそありとあらゆるものが、煌びやかにショールームを飾る。
父母の時代から見れば、今は銀座のネームバリューは相対的に見てその価値を下げたかもしれない。
しかし、今日行き交う人々の表情を見れば、そこは未だに人々を惹きつけて止まない美しい魔法の街であることが分かる。
そんな銀座の一角に「トラットリア　ガンゾ」はある。

土曜日、１９時に事前に予約して連れとともに伺った。
古い雑居ビルの２階。
エレベーターに乗ってはいけない。
そう古いエレベーターにある、着床制限のタイプ。
２階には着床しないのだ。
階段を上がると、スチール製の扉に小さく屋号なのか店名が書かれている。
店内は、熱気にあふれている。
カウンターとテーブル席、１０人～１２人程度でいっぱいの感じだ。
美しい木の一枚物のがっしりとしたカウンター。
赤褐色の木材はアフリカ材だろうと思うが、これだけ大きく使っているとコストも結構かかったのではないかと、いらぬ心配をしてみたりする。
これまた木製のしっかりした椅子に腰掛ける。
我々が着席して店内は満席。
なんとカップル率１００％だ、熱気の原因も分かり易い。
トラットリア、なるほど食堂らしい造り。
肩ひじ張らなくてもよい、リラックスできる空間だ。

料理は基本5,500円のコース。
メインをアラカルトで変更することもできるようだ。
当日は次のような料理が提供された。
●クロステイーニ(鳥のレバーペーストのカナッペ)
●パン
●国産和牛ハツのグリルとマコモダケの温かいサラダ
(これはうまいハツだ。火入れが素晴らしい。マコモダケの食感も癖になる。最初にガツンとくるシェフの腕前を知らしめる秀逸の一皿)
●ペコリーノトスカーノと百合根のジャガイモのニョッキ
(濃厚だが癖のないチーズのソースがたまらなくうまい。)
●鯛のソテー、ごぼうのピューレ
●グラッパとレモンのシャーベット
(シャキッとした大人のシャーベット、この一口がいい。これ以上の量だと酒が回るかも)
●フランス産鴨胸肉のローストバルサミコソース
(メイン、スーパーメイン。今日、此処へ食べに来て本当によかった、素晴らしい逸品。
私が食べた鴨の中で最高の火入れ、ジューシーな食感、バルサミコソースとのマッチングも最高。これはうまい ! 　また食べたくなる。　ちなみにギブアップ気味の連れのを少しいただいた・・・)
●トルタ　カプレーゼとキャラメルジェラート
(ドルチェもシェフのお手製。これがまたうまかった。その辺のケーキ屋さんに負けないしっかりした味だ)

アルコールは以下の通り
●スパークリング　グラス×2
●サラローナ　ボトル
●赤ワイン(銘柄失念)グラス×3
●柚子チェッロ
食後にコーヒーを1

お会計は20,500円だった。


食事を終えて店を出たのは２２時に近かった。
大満足の３時間のディナー。
始まる前はボリュームが少ないんじゃないかと訝ったが、全然そんなことはなく
大食漢の私でも十分満足できる量。
また立地や内容を考えれば十分にリーズナブル。

いつもより飲んでいないのだが、したたかに酔ってしまった事を告白しなければ
ならない。
なかなかいい雰囲気の店内、そしてウマい料理にウマい酒。
近いうちにまた訪れたいなと素直に思わせる。

難点をあえて挙げるとすれば、シェフがお一人なので提供時間が
やや遅いこと。
女性スタッフがまだ不慣れなような感じを受けたこと。
など、些細なことにすぎないが。

さて、連れと千鳥足で銀座の街へと歩き出す。
美しいイルミネーションを見ながら東京駅まで歩くのも悪くない。
BGMはもちろん、山下達郎、あの永遠の名曲だ。

コリドー街のセブンイレブンがある角と、銀座西6丁目交差点を結ぶ通り沿い。
スペインバルとSHIDAXに挟まれた間口の小さなビルの2F。

伺った友人たちが口を揃えて、「安くて美味しい」 という。
夜は5500円のコースか、コース内のお料理を単品でもいただけますが、断然コースがお徳。


5500円コース

・アミューズ：クロスティーニ
・前菜①：ハンガリー産フォアグラと洋梨のテリーヌと小さなサラダ
・手打ちパスタ：イタリア産栗とペコリーノトスカーナのジャガイモのニョッキ
・前菜②：鮮魚のソテー
・メイン：うりぼうのロースト
・デザート：大分県カボスのシャーベットに大分県産カボスチェッロをかけて


クロスティーニはレバーがあふれんばかりにバゲットに乗ってきて、フォアグラのテリーヌもかなり大きい。風味のあるイタリア産の栗とニョッキのコントラストも面白いし、魚はパリッと皮目を焼いて身はふっくら。うりぼうはほとんど脂身のない部分だったのにナイフがいらないほどにしっとり、柔らか。ジビエの中ではクセのない仔イノシシですが、ほんの少しローズマリーを効かせていて、とても食べやすい。カボスのシャーベットにはこの時期になんとスイカ！カボスチェッロはかなり甘かったので半分残してしまいました･･･。


盛りだくさんな内容で、ボリュームで、このお値段。しかもここは銀座だというのに驚きました。
シェフの人柄がにじみでるような優しい料理の数々は、お酒をそんなに飲まない人でもすんなりと受け入れられると思いました。

現在、シェフがお一人で料理、サービスを行っているようですので、多少待つことがあるかもしれません。
カウンターは1人で行ってもゆっくり食事が楽しめそうな雰囲気。これからどんどん人気が出るでしょうね･･･。

銀座に8月にOPENしたばかりのイタリアン、
「TRATTORIAGANZOガンゾ」に行ってきました〜。

「ヴィノリオ（VINORIO）」でシェフをされていた高田さんが独立されてOPENしたとのこと。
大好きなお店なので期待です！

場所は銀座からちょっと歩いたビルの2階。
すごく小さなビルなので看板を見つけてくださいね。

このビル、エレベーターが2階には止まらないので要注意。
階段を使ってください。

店内に入ってみるとすごくかわいらしい店内。
トスカーナの田舎のレストランをイメージした内装なんだそうです。
グリーンのブラインドとそこで光るランプ、温かい木のぬくもりのあるカウンター、
ゆらゆらゆれる椅子、なんだかとっても居心地いいです。

カウンター６席と４名テーブルと２名テーブルがありました。

カウンターではシェフとおしゃべりしながら色々なお料理がいただけます。

まずは泡で乾杯♪

これが至福のとき。

お料理は基本はコース。
アラカルトの場合もコースのメニューの中からチョイスするスタイルです。

コースのコスパがすごくいいといううわさを聞いていたので、もちろんコースを頂くことに。
前菜とパスタ、お肉料理は数種類の中から好きなものを選べます。

まず最初はこちらのフルーティな白ワインを頂きました。

▼「インゲン豆の冷たいポタージュ」

濃厚でクリーミーなポタージュ。まだ残暑の残るこの時期にぴったりのさわやかさ。

自家製パンと一緒に。

前菜はひとり1種類選べますよ。この日は2種類を2人でシェアしました。
▼「フォアグラの一週間熟成テリーヌ」

ブラックペッパーがぴりっときいています。

▼「トリッパのトマト煮のコロッケ、ホースラディッシュ添えと小さなサラダ」

このコロッケ、中身にはたっぷりのトリッパが入っているんです。
なんだか斬新な一品。

続いてパスタです。
▼「キタッラのマツタケと海水ウニのソース」

自家製のもちもちパスタはこんな機会を使って作るそうです！

マツタケとウニ、山と海の味覚を贅沢に頂きます。
パスタともよく絡んで美味しい。。

▼「鮮魚のソテー、パースニップと長芋のムース、黄色ズッキーニのソース」

黄色いズッキーニのソースが美しい。

続いていただいた赤はこちら。

お肉の前に口直しを頂きます。

最後はお肉です。やっぱりハツ、食べないとね！
▼「国産牛ハツのロースト、ケッパーと牛肉のエキスのソース」

赤ワインとともに。

このハツのボリューム！まずびっくり。
そして、ナイフを入れるとレバーのように滑らかに切れるんです。これは衝撃でしたよ。
ハツってもっと淡白かと思っていたらものすごく濃厚。
じっくりローストするとこんな風になるんだ、と感激。絶品でした。

最後はスイーツを。
▼「大分県産カボスのシャーベットに自家製カボスチェッロをかけて」

これはさっぱり！大人の味ですね。

▼「トルタカプレーゼ」

バターとチョコチップがたっぷり入ったタルトケーキです。

このコース、お値段なんと5500円です。
このボリュームでこのお値段、安いです。

お料理はいい意味で裏切られるものがたくさん。
シェフの高田さんも熱い料理人！という感じで、色々お話できて楽しかったです。

この隠れ家、なかなか人には教えたくないですが、
デートで連れて行ってもらったらだいぶポイント上がると思います。

ぜひチェキしてみてください。
Facebookのメッセージでも予約してくれましたよｗ

またきます。
ごちそうさまでした！

TRATTORIAGANZO（ガンゾ）【銀座】2012年09月07日20時00分00秒NEW!
テーマ：　　　イタリアンぷりんを飼ってから　銀座に遊びに行く機会も減りました

この日は１軒目が銀座

予約してくれた人が２軒目はこちらに行きましょうと案内してくれたのが

TRATTORIAGANZO（ガンゾ）

こちらのオーナーシェフは銀座のイタリアン出身

そこも遅くにワインバー使いしたっきりで

今回も２軒目で申し訳ない

お店は１２席ほどでこじんまり

シェフとサービススタッフの二人ならこれくらいがちょうど良いかも

今はオープンして間もないのでコース料理１本

アラカルトはコースをばらす形で受けてくれます

コースは５５００円

アミューズ　前菜１　パスタ　前菜２　口直しのシャーベット　メイン　デザート

メニューに並んでいる食材の名前を見たら

いかにCPが高いかがわかりますよ

まずはワインを１本

スカンピのソテーとアーティチョーク

ハーフずつで一人一人にサーブしてもらいました

コース料理だとこちらは前菜になるそうです

スカンピの良さが出ていて、美味しいのです

次の皿に合わせて赤も１本

子羊のロースト

ラム好きの私にはたまらないメニュー

さすがの火入れとその柔らかさに驚きます

銀座の名店でシェフをしていただけあって、料理に安心感有

ハーフで提供してもらってこの大きさなら

通常のコースは男性でも満足なのではないでしょうか

銀座でこのクオリティでこのお値段

予約がとれなくなるのもすぐでしょうね

（ちなみに前店はヴィノリオです）

ご馳走様でした★

ﾆｭｰｵｰﾌﾟﾝ情報を見て早速行ってみました。

未訪問ですが名店ｳﾞｨﾉﾘｵのｼｪﾌだった方が独立して始めたお店らしいです。

まだｵｰﾌﾟﾝしたてでﾒﾆｭｰ構成については安定してないみたいですが、訪問日は前菜とﾒｲﾝが選べるようになってました。(現在はﾊﾟｽﾀも3種ほどに）

現段階では5500円のｺｰｽ一本のみですが、ｱﾐｭｰｽﾞ、前菜1、ﾊﾟｽﾀ、前菜2、ｸﾞﾗﾆﾃ、ﾒｲﾝ、ﾄﾞﾙﾁｪというかなり充実した内容。
この皿数でこの金額だと安い食材を使ってるのではと懸念されるかもしれませんが、海水ｳﾆや尾長鯛、ﾒｲﾝでは鴨や羊などこっちがこの金額で大丈夫なのかと心配してしまうような感じです。

ｱﾐｭｰｽﾞ
《ﾏｯｼｭﾙｰﾑの冷たいﾎﾟﾀｰｼﾞｭ》
ﾎﾟﾀｰｼﾞｭというよりﾋﾟｭﾚのように重たいです。
野菜使ったﾎﾟﾀｰｼﾞｭって使った素材の味がしないのが多いけど見た目とおり含有量が多く美味

前菜1
3種から《ｽｶﾝﾋﾟのｿﾃｰとｱｰﾃｨｰﾁｮｰｸの煮込み》を選択。
写真をご覧下さい。
"5500円のｺｰｽ"の2つ出るうちの一つの前菜ですよ。

ありえないでしょう
普通に魚料理に当て込んでも納得のﾚｳﾞｪﾙ（実際某所のｸﾘｽﾏｽﾃﾞｨﾅｰの魚料理がｽｶﾝﾋﾟ一尾だった）
しかも美味い。
これは美味い。

素晴らしい。
塩気が強めで好みの塩梅です。

･ﾊﾟｽﾀ
《松茸と海水ｳﾆのｷﾀｯﾗ》
松茸と海水ｳﾆを使った贅沢なﾊﾟｽﾀです。
松茸の良い食感とｳﾆでまろやかになって美味。
ｷﾀｯﾗもいい食感です

･前菜2
《ﾌｫｱｸﾞﾗと沖縄産青ﾊﾞﾅﾅのｿﾃｰ》
写真をご覧下さい
"5500円のｺｰｽ"の2つ出る前菜うちの1つですよ。

ﾊﾝｶﾞﾘｰ産ﾌｫｱｸﾞﾗもそこそこﾃﾞｶく表面はﾊﾟﾘっと香ばしく塩気もやはり素晴らしい塩梅

美味過ぎてﾜﾛﾀwwwwwww


･ﾒｲﾝ
《仏産鴨胸肉のﾛｰｽﾄ ﾊﾞﾙｻﾐｺｿｰｽ》
写真をご覧下さい
"5500円のｺｰｽ"のﾒｲﾝですよ。
ありえないでしょう

鴨がﾃﾞｶｲ。
そしてそしてやはりｱﾀﾘの良い塩梅。

火入れも〇

予想外のﾃﾞｶさと旨さにもう笑うしかありません。

素晴らしい

･ﾄﾞﾙﾁｪ
《桃のｺﾝﾎﾟｰﾄ》
桃がｽｰﾌﾟ状の物に浸かってるか、ｼﾞｭﾚに埋もれてるような感じの方が好きかも。
味に文句ないですけど、これはﾌｫｰｸを頂きたかったかも。
ｽﾌﾟｰﾝだけでちょっと食べづらかった。


《まとめ》
･CP
安過ぎ
ﾗﾝﾁ並の値段でこのｸｵﾘﾃｨとﾎﾞﾘｭｰﾑ
ﾌｪﾘﾁｪﾘｰﾅのﾗﾝﾁに匹敵するCP
ﾃﾞｨﾅｰとしたらまず他にはありえない安さ。

会計はｺｰｽ+酒類ｸﾞﾗｽ×3でたったの8500円ですよ。他所なら確実に1万数千円はする。

とにかく安い。
これ以外言葉が見つからない

･料理
多皿構成でいながらﾜﾝﾎﾟｰｼｮﾝも多く大食いさんも納得。
強気に攻めたｱﾀﾘも素晴らしい。
特にｲﾀﾘｱﾝでありながら前菜、ﾒｲﾝでこれ程の旨さ、洗練された技術を感じた店も少ない。

とにかく美味かった。

現段階ではこの構成で前菜、ﾒｲﾝにｲﾝﾊﾟｸﾄがあるのでﾊﾟｽﾀの存在感が薄く、しかもﾊﾟｽﾀのみ選択肢がなかったのでｲﾀﾘｱﾝは"ﾊﾟｽﾀありき"だと思う人（自分も基本的にはそうだけど）にはｲﾀﾘｱﾝ食べた気しないと感じるかもしれない

ﾜﾝﾎﾟｰｼｮﾝは今のままが良いと思うのでﾊﾟｽﾀの皿数や量増やすのも難しいでしょうしどうでしょうかね。

いやでも普段自分がｱﾗｶﾙﾄばかりでｺｰｽを頼まないからそう感じただけで、他所でもｺｰｽならこんな感じなのかもしれない。

･ｻｰｳﾞｨｽ
ｶｳﾝﾀﾒｲﾝの小さい店なんでｼｪﾌやｶﾒﾘｴﾚとの距離が近く気軽な感じです。
ｼｪﾌも積極的に客とｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝをとる気さくで人当たりの良い方です。
ｳﾞｨﾉﾘｵ時代からのﾌｧﾝのお客さんが多いみたいですが、料理は当然ですが、ｼｪﾌの人徳もあるでしょう。


初めてﾚﾋﾞｭｰして宣伝じみた事をするのを躊躇ったほど満足、人に教えたくないと感じたお店でした。

なんでこの値段でこのｸｵﾘﾃｨの料理が出せるのか全くわからない。
個人的にｲﾀﾘｱﾝを食べるなら一番気にいってる銀座ｴﾘｱですが、これは周りの店にとって脅威と言わざるを得ないでしょう。

とにかく感動

素晴らしい

ﾌﾚﾝﾁを含め単純に味で言えばもうちょっと美味い店は結構あるけどそういう店なら確実に料金は料理代だけなら1･5〜2倍はするし、この金額ではまず他所では考えられない内容でとにかくCPがｽﾞﾊﾞ抜けまくってる。

ｽｹﾞｰよ

ｽｹﾞｰ

感動しました。

ﾔﾊﾞｲ

ちょっと行ってみよっかな〜程度の感覚で行ってみましたが、予想を遥か彼方超える満足度でした。

更に言うなら私個人のこだわりとして食べたい物が無ければ行かないので、評判の良い店でもｺｰｽの構成だけで内容のわからない店にはあまり行く事がないのですが、こちらのようにHP上で毎日当日のﾒﾆｭｰをUPしてくれてると非常に有り難く利用しやすいです。

秋過ぎにはﾋﾟｼﾞｮﾝﾗﾐｴやﾏﾙｶｯｻﾝ等のｼﾞﾋﾞｴもやるそうでこれは楽しみで仕方ありません。
まぁその前にもまた行ってみるつもりですが。

ご馳走様でした

以前時々おじゃましていた銀座6丁目のイタリアン ヴィノリオ のシェフが独立されると聞いて、早速伺ってきました。

住所は同じ銀座6丁目ですが外堀通りよりも山手線側、西6丁目交差点からコリドー街へ向かう交詢社通り沿いのビルにあります。


通りからは少しわかりづらいですが、階段を2階へ上がるとすぐに、騎士が描かれた大きなエンブレムが目に飛び込んできました。

ここですね！

趣のあるアンティークな扉を開けると、パッと明るい空間が。


お店に入るとすぐ左側に2人掛のテーブル。

右手に、５メートル以上あるでしょうか、一枚板のカウンターにゆったりと6席。

さらにカウンターの背後に4人掛けのボックス席と、合計12人入れるようです。

全体に白を基調にダークブラウンをアクセントとした落ち着いた雰囲気です。

低めのスツールは肘掛付き。しかも座面が回転できるタイプなので、ちょっとトイレに
なんて時もスマートに立ったりできますね♪


さて、いよいよお料理です。

暫くの間はプリフィクスの１コースと、それをバラしたものの提供となるとのこと。

もちろん色々食べたいのでコースでお願いしました。


まずは、グラスの泡、ドゥーカディサラバトゥーラでオメデトウございます♪


アミューズは　ツブ貝のマリネ。

酸味が効いて食欲が湧いてきます♪


冷たい前菜は　スカンピとアーティーチョーク。

スカンピがプリップリなんだけど、噛むとフワッと甘味が弾ける感じ。

アーティーチョークと一緒にいただくと一層甘味が引き立ちます。


この辺りで ワインの白を。

トラミネール・アロマティコ。

これ大好きな味！結局最後までこれで通しちゃいました♪　←　３杯、しかも大盛りで(笑)


パスタは カラスミとマツタケのキタッラ。

マツタケの香りが堪りません！

カラスミのアクセントもばっちりです♪

お代わりしたくなっちゃいます　←　しなくてよかったと後で実感(笑)


温かい前菜は　キンメのソテー。

熱々で皮パリッパリ、身はふわっふわ♪

付け合せのトマトの酸味と冷たさとが口の中で一つになると、もう顔がにやけてしまいます！


ここで口直しに　トマトとグラッパのシャーベット。

美味しい！！ これはオトナの味ですね～♪


そしてメインは　ニュージーランド産骨付き子羊のロースト。

肉塊！と言えるほどのボリュームに圧倒されるながらナイフをいれると、、、

どうやったらここまで柔らかくなるの？？ というくらい兎に角肉が柔らかい！

ライオールなんていらないのでは？力を入れたらお皿を切っちゃいそう(笑)

添えられたグリーンとホワイトのアスパラ、トウモロコシは生とベビー。色取りも鮮やかです♪


ドルチェに　白桃のコンポートとヴァニラアイス、巨峰添え。

シンプルな素材の甘さが心地いいですね。


いや～、もうお腹いっぱい！

エスプレッソで胃を落ち着かせないと。。(笑)


素晴らしい料理をこれからも楽しみたいです。

ご馳走様でした！！！

コースを頼みました。料理の多くは美味しく、こだわりを感じる内容でした。概ね満足したのですが、合わないことも幾つか有って私たちは一回でご馳走さま、です。名前忘れたけど、蛤と鮑の皿は貝の旨味と野菜の爽やかさが調和して特に美味しかったです。ただし、全体量が多く、私たちは食べきるのに苦労したのと、選べない皿もあるので、口に合わないと勿体無い。手打ちパスタは一択なのに牛肉を使った変わったもので、クセが気になって残念でした。やっぱりアラカルトで頼みたいけど、これだけコースメインの設定だと頼め無い。そんなわけで無駄も多く、安くは感じなかったです。グラスワインもちょっと高めで量を飲む人には優しくない。シェフの感覚が自分にバッチリ合っていて一杯食べれる人にはいいと思います。

去年の１１月に友達夫婦と３人（後で奥さまもジョインして最後は４人）で初めて訪問したのだが、メニューのチョイスは少ないものの全てのお皿に大満足であった。
このお店を見つけてくれた友達の奥さんが、シェフの提案するスペシャル企画「ヴィンテージワインと和牛（３５０ｇのステーキ）」に行こうと提案、その場で全員で賛成して１２月に再訪した。
ワインは「ポイヤックのプレリュード　グラン　ピュイ　ドュキャス９６」で、私たちの大好きなミネラルたっぷりのフルボディを堪能。メインの３５０グラムステーキはまさに絶妙の火の入れ具合で、ワインとの相性はこれまた格別であった。
奥さま二人は、「そんなに大きなステーキ（実は肉の塊）を全部食べれるかしら？」などと、最初は可愛らしいことを云っていたものの、食べ始めるとあれはあれはの云う間に見事に完食してしまったのには感心した。逆に、友達のオランダ人は最後の一切れが苦しくなりこっそり僕のお皿に移していたのだが。
我々夫婦は元来大変な面倒くさがりであって、食事に出かけるたびにどこのお店でも「今日のお勧め」、「シェフの一押し」をお願いするのだが、正直中々これはと感心して再訪をするお店に出逢うことはまれであったが、ついにイタリアンのお店で偶然にも巡り合った感覚であった。
実際にシェフの実直な仕事振りと、料理から感じられるパッションは、多くを語らなくとも２回訪問すれば十分感じることができた気がした。
そして、今月いつもの友達の奥さんから「シェフのお勧めのウリボウが入ったみたいです！」との連絡があったので、迷うことなく再訪することに。生憎その友達夫妻は仕事が多忙で予定がつかず、我々夫婦二人で「ウリボウ」を堪能した。「ウリボウ」のグリルは、様々な部位を取り混ぜてくれており、とても美味しい脂身のみならず、リブやその他の骨付き部位をしゃぶりつきながら堪能させて頂いた。ワインも当然お皿に合わせてお勧めをリクエストすると、「Petrolo Torrione 2007」サンジョヴェーゼ100%の優雅な果実味たっぷりのワインをデカンタでサーブ。
満員のお店に心地よく響くロックが二人の会話を弾ませて、気が付けば二人でグラッパをオーダー。
このお店は、「シェフの一押し」をお願いするのが王道か。
次の「ご提案」を夫婦で心待ちにしているのも楽しみである。

料理は美味しいが1人で料理を作ってらっしゃるので運ばれるペースが遅い。
全部食べ終わるのに3時間はかかる。
接客は気が利くしお料理の説明もしっかりして頂ける。

コスパは銀座だという事を考えるといいと考える。
料理はしっかりしていて、どれも手が混んでる印象を受けてとても美味しかった。

こじんまりとしているため常連客の方とかも多そうだが、お忍びでは行きにくいかも。ただ料理はすごい満足でき美味しいので待つのを気にしない方ははいいかも。