イプシロン打ち上げは8月22日
[05/21 18:56]
今年夏、肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる新型ロケット「イプシロン」の打上げ日が8月22日と発表されました。JAXA・宇宙航空研究開発機構は21日、新型ロケット「イプシロン」を8月22日の午後1時半から2時半の間に、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げると発表しました。「イプシロン」は、探査機「はやぶさ」などを打ち上げたM5ロケットの後継機で、全長はおよそ24メートル、固体燃料を使用します。また人工知能を搭載して、発射前の点検をイプシロン自体が行うほか、数台のパソコンで打ち上げを管理する「モバイル管制」を世界で初めて導入します。これらにより、打ち上げ準備の作業を大幅に減らすことができ、打ち上げコストは、M5ロケットの75億円に対し、およそ半分の38億円まで下げました。また今回、「イプシロン」は、金星や火星などの惑星を観測する小型科学衛星を搭載、衛星を搭載できる規模のロケットの打ち上げは、内之浦からは7年ぶりとなります。イプシロンは今月末から内之浦宇宙空間観測所で機体の組み立てなどが順次が行われる予定です。 |
![](/contents/125/987/734.mime4)
WindowsMedia
|